第6章 無限時計編
6月30日の、真実・・・・・・
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父さんと母さんは・・・・・・俺を守るため・・・・・・
母さんは右の方を・・・・・・・父さんは左の方を・・・・・・
アイツの鋭い2本の尻尾で・・・体を貫かれた・・・・・・・・・。
俺は、両親の大量の返り血を浴びた・・・・・・・・・・・・・・・。
「う・・・あぁぁ・・・」
「うあああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!」
そこから先は・・・もう覚えていない・・・・・・
目が覚めた時は、もう朝だった・・・・・・・・・・・・そして俺はジェラールと出会った。
「・・・俺は・・・・・・最低な息子だ・・・。」
俺が勝手な行動をしてしまったせいで・・・・・・・・・・・・・・・・
父さんと・・・・・・母さんは・・・・・・もしかしたら・・・
もう・・・・・・この世には、いない・・・・・・・・・
ザ、ザッ
「・・・誰だ・・・・・・。」
「・・・・・・。」
俺は涙をふき、後ろを振り向く。そこには、黒いローブを着た人がいた。
「誰だよ・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
俺の言葉に、その人は何も言わなかった。そして・・・
「お前は・・・・・・今のままでいいのか?」
「?」
「今のままでいいのかと言っている。仲間が、義妹達が心配してやっていると言うのに。
そして、死んでしまった両親の事を。」
「!?」
その言葉に俺は少し驚くが、すぐに口を開く。
「あんたに・・・・・・何がわかるっていうんだ・・・。」
「俺も・・・・・・同じだからだ。お前と同じように・・・・・・」
「・・・・・・。」
その言葉に、俺は何も言わなかった。
「水の都、クリスタリアレイの近くにある、古の水遺跡へ行け。」
「?」
その人は、俺に向かってそう言った。
「そこへ行けば、今の自分が生きているのかわかり、
両親が、伝えたかった事がわかるかもしれないぞ。
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