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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
6月30日の、真実・・・・・・
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「「「っ!!!??」」」

(おぞ)ましい大声が聞こえ、俺達家族はその声をした方を見上げた。
見えたのは影のようなものであるが、話に聞いた、東洋竜のような姿だったが・・・・・・
まだ感知できない俺でもわかる。とても恐ろしいという事は・・・・・・

「あなた・・・!!!」

「ああ・・・アイツはヤバいぞ!!!!」

こんなに焦っている父さんを俺は初めて見た。

「コージ!私につかまりなさい!!」

「あ・・・うん!」

俺は母さんの腕に掴まえる。

「一旦離れるぞ!!!」

父さんの声と同時に、2人は翼を広げ、空を飛び、移動したのだった。
スピードでは、母さんの方が速い。光速の速さを出せれるからである。
だが、今は俺が母さんに掴まっているので、その速さは出せないが、
それでも十分なスピードである。

「俺がお前達を守ってやる!!!離れるんじゃないぞ!!!」

「ええ、もちろんですよ!!!」

父さんの言葉に母さんはそう言った。



ギュイィィィィン!!!!



「速い!!!!」

そいつは、父さんと母さんの今のスピードに追いつてきたのだ。

「ギュル゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!!!」

俺は、そいつの姿に驚く。全身黒色だが、父さんとは違い、黒緑色だった。
さらに、尻尾が2つあり、体の大きさがかなりデカイ。
父さんと母さんを合わせても、約3〜5倍ぐらいはあった。


「ごめんなさい。私だけならいいけど、コージを置いてはいけません。」

母さんはそう言った。

「別にいい。()()()らが来る覚悟はしていたが、
 こんな奴が世の中にいたとは・・・・・・!!!!!」

父さんのはそう言うが、気になる言葉があった。

「(アイツらって・・・?)」

俺は心の中でその言葉が気になっていたが、今はそれどころではない。

「ビザジブリ゛ノ、ザイ゛ゴヴギュヴノ、エ゛ザダァ゛ァ゛ァ゛ッ!!!!」

コイツ・・・何かしゃべり方がかなりおかしい・・・。

「エサ・・・・・・我々をか!!!!」

父さんはそう言い、ブレスは放った。


ブオオオオオオオオッ!!!!


「グヴッ!!?」

父さんのブレスはアイツの顔を直撃した。


ドーン!!


「!!!!」

「グッババババババババババッ!!!!ナ゛ガナ゛ガイ゛イ゛!!!!!!
 オ゛マ゛エ゛ノヂガラ゛、イ゛イ゛!!!!!」

アイツは父さんのブレスを顔を振っただけで止めた。その力に喜んでいるようだった。

「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

母さんが、アイツの背後に回り、ブレスを放った。
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