新四天王の作戦
エンジョイ夏休み
第26話 私も踊りたい
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くるって。」
「自分からね。ところで、この本見る。」
「ヘッ、これって、ダンスの教本。」
「私、ダンサーになりたくて鳥越高校へ入学したのよ。でも、ここ最近オーディションを受けても不合格続きで悩んでいたのよ。」
「そうだったの。」
「ある日、美希からプロダンサーたちのダンスユニット『トリニティ』からレッスンを受講しているって聞いて、その中に入りたいと考えたのよ。」
「麗子さんは本気でプロダンサーになりたいのね。」
「そうよ。」
「今度こそ、オーディション突破してみせるわ。」
祈里は手荷物を出し中を探った。そして....
「まだ暑い夏だから、ボトムズしか完成していないけど、これ。」
「ジャージのような生地で作った赤いミニスカート。」
「ねえ、麗子さん。これ穿いてくれる。」
「用意周到ね。」
「上着は9月下旬頃で良いわね。」
「夏は暑いから、上はTシャツで十分ね。じゃあ、穿いてみるわ。」
麗子はお部屋の中にあるトイレへ祈里からもらったスカートを持って行った。」
数分後
「どう。」
「似合うわ、麗子ちゃん。」
「うれしいわ。」
「ねえ、ちょっとだけ2人で踊ってみようよ。」
「うん。」
祈里と麗子は、海がよく見えるベランダへ行き踊り始めた。
しばらくして
「あら、あの子たち。」
「そっと、しておいて。私たち、ロビーへ行くよ。」
「はい。」
レイカとマネージャーは再び部屋を出た。
「すごい。とっても上手。」
「祈里ちゃんも良くなっているわ。」
「ホラッ、麗子さん、笑ってる。」
「まあっ。」
「部屋へ戻ってくれる。」
「良いわよ。」
祈里と麗子は、再び部屋へ入った。
翌朝、隼人の新居地では
「ふわーーーーあーーー。よく寝た。.......今日は日曜日か。」
「コンコン。」
「はい。」
「隼人君、おはよう。」
「おはようございます。」
「今日は日曜日でお休みだよ。それでも、スポーツクラブへ行って鍛錬していただくからね。」
「はい。」
「その前に、ファミレスで朝食食べに行きましょう。」
「ありがとうございます。」
熱川シーサイドホテル1207号室
「ふわあーーーー。」
「ラブちゃん、おはよう。」
「おはようございます。」
「顔を洗って身支度整えたら、朝食食べに行くわよ。」
「はい。」
ラビリンス陸軍本部
「イース様、今日も行きますか。」
「ああ。」
「指名手配を受けている身よ。現地の警察には気を付けないと。」
「何、こっちには瞬間移動と言う武器がある。見付かっても捕まえやしないわ。」
イースは女子幹部控室を出た。
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