暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico17親友寄れば難無く苦無く
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ェイトちゃんは“バルディッシュ”を大鎌のハーケンフォームで狼の脚に斬りかかるけど、「速い・・・!」狼はその俊敏さで2人の攻撃を避けた。

「重そうな武器がいっぱい刺さってるのに・・・」

なのはちゃんがシューターを操作して、大きく私達から距離を取った狼へ向かわせる。私は「パワーブースト・ガンファイアフォース!」射砲撃魔法全般の威力・速力を強化する魔法を“レイジングハート”に掛ける。

「パワーブースト・スラッシュ&フィジカルフォース!」

フェイトちゃんには斬撃の切断力と身体能力を上昇させるブーストを掛ける。するとシューターは狼の動きに追い付いて、フェイトちゃんも通常のライトニングフォームで狼の動きに付いて行けてる。

「すずか! あたしにもブーストお願い!」

「うんっ! パワーブースト・スラッシュ&フィジカルフォース!」

壁4面にあるたくさんの燭台に火を点け終えたアリサちゃんにもブーストを掛ける。なのはちゃんのシューターで狼の動きを制限して、アリサちゃんとフェイトちゃんの挟撃が狼を襲う。狼も大きな口から火炎球を連発して反撃してくる。私たちはそれを走っては飛んで避けて・・・

「壁に張り付いた・・・!」

出っ張りやくぼみに利用して壁に張り付いた狼が大きく咆哮を上げた。すると体中に突き刺さってる武器が光り出して環状魔法陣が武器の数だけ展開されると、ゾクッと悪寒が全身を駆け抜けた。

「みんな気を付けて!!」

私が声を上げた直後、武器の先端から赤・青・黄色、火・氷・雷の光線が無差別に発射されて来た。しかも1発1発が途切れる断続発射じゃなくて持続発射。さらには冷気の光線は氷の轍を、炎の光線は炎の轍を、雷の光線は電撃の轍を床や壁や天井に幾筋も作った。

「厄介な魔法を使うじゃない!」

「しかも魔力量もかなり高い! 食らったらかなり危険だよ!」

光線が途切れるまで避け続けないといけないし、光線が作った3属性の轍にも気を付けないといけない。そんな中でも、「シューット!」なのはちゃんはシューターを、「ファイア!」フェイトちゃんはプラズマランサーを、「うりゃぁぁぁ!」アリサちゃんはフレイムバレットを、狼へと向けて発射。

「スノーホワイト!」

≪フローズンバレット!≫

私も冷気弾を8発と発射。だけど狼の何十本っていう光線が私たちみんなの魔力弾を全て薙ぎ払っちゃった。攻撃を当てるにはまず、あの光線をどうにかしないと。砲撃は広間を壊しかねないからやっぱりダメ。だったら・・・

『私が狼を壁から落とすから、なのはちゃんはバインドで拘束を。アリサちゃんとフェイトちゃんは攻撃をお願い!』

『『うんっ!』』『判ったわ!』

狼の意思とは別に強制的に壁から落とせば空中ではどうすることも出来な
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