暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico17親友寄れば難無く苦無く
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発見。アリシアちゃんとフェイトちゃんとアルフが再会の抱擁を交わす。抱擁を終えたアリシアちゃんが「すずか、ありがとう。すずかの魔法のおかげで傷1つなかったよ」って私に笑みを向けてくれた。

「うん。どういたしまして」

「さてと。無事に合流を果たしたし、出発しようじゃない」

みんなでマップを確認して、2手に分かれてる通路をどっちに進むかを決める。向かうは右の通路。そっちに進む前に、「アリシア。あたしの背に乗んな」アルフが人型から狼形態に変身。アリシアちゃんは即「お願〜い。ちょっとだけ休ませて〜」アルフの背中に乗って、「ゴー♪」通路を指差した。

「じゃ、行くわよ」

フェイトちゃんとアルフの代わりに私とアリサちゃんが並んで先頭に立って、私は探査、アリサちゃんは壁に等間隔に並ぶ燭台に火を灯していく。通路は思ったより狭くて、3人が横に並べるかどうかって感じ。ゆるりとカーブと描く通路を警戒しながら進む。

「この近くにトラップがあるみたいだね。・・・スノーホワイト。探査よろしく」

≪かしこまりましたわ≫

“スノーホワイト”の探査能力を最大限に利用して、マップにマークしたトラップ発動のトリガーを発見するのが私の役目。“スノーホワイト”はすぐに床にセットされたスイッチを見つけてくれた。

「みんな、この色違いの石板を踏まないように気を付けてね」

しっかり見ないと判らないけど、色違いの石板の足場がトラップ発動トリガーだ。コレを踏んだらどんな目に遭うのか判らない。みんな、その足場を避けて進む。それから30分くらい通路を右に左に、数あるトラップトリガーをクリアしながら進んで・・・

「広い空間ね・・・」

「セレネちゃんとエオスちゃんはここで一休みするのが良いって」

学校の教室4部屋分の広さと体育館くらいの高さの在る大部屋に着いた。至る所に穴が開いてたり崩れたりと何かが戦った形跡がある。貰ったマップにはデフォルメされたセレネちゃんとエオスちゃんの似顔絵が描かれている。
セレネちゃんの吹き出しには、この階層の守護者と戦闘。でも勝利♪って書かれてる。エオスちゃんの吹き出しには、もう一安心。ここで一休み?、って書かれてる。というわけで、この広間でちょっと休憩することになって、あちこちにある瓦礫に腰かける。

「アリシア、大丈夫かい?」

「アルフに乗せてもらってたから全然平気だよ♪ アルフの方こそ疲れてない?」

「平気さ、これくらい」

「ここを出てからはちゃんと歩くからね。わたしの事なんだもん。ひとりラクするなんてヤだもん」

「おお、えらいぞ、アリシア!」

アリシアちゃんとアルフを微笑ましく見守っていると、「今、どの辺り?」アリサちゃんが燭台に火を点け終えて私のところに来た。マップを確認
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