暁 〜小説投稿サイト〜
心を閉じた少年
番外編
簪との出会い 〜「戦闘」のその後〜
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していると簪の目に一機のISが目に留まった。
「彼方・・・これは?」
「ああ、これはまだ未完成の男性用IS、式神です」
まだ銀色の見た目が機械らしいISだった。
「男性用!?これを・・・一人で?・・・凄い」
「・・・いいえ、違いますよ?雷神を造れたのも、式神をここまで成長させられたのは、仲間がいるからです・・・作業を手伝って貰いました・・・簪さんも、人を頼ってください。・・・あ、もっとも僕は女性は簪さんや家族しか頼れませんが」
「!!」
簪はその言葉に感動した。
{なぜ、この人が・・・彼方がここまで成長できたのか・・・分かった・・・私も、姉さんを超えてやるってプライドばかっり気にしてた・・・でも・・・私が憧れるヒーロー(彼方)だって、人の力を借りているんだ・・・}
「・・・分かった・・・彼方、助けて?」
上目遣い、目がウルウル・・・簪に甘かった彼方が断る理由も無く、
「ま・・・任せてください!!」
自信がついた彼方に、簪は質問した。
「アレは何?」
打鉄弐式の設置場所の奥にそれはあった・・・雷神の装備と共に
「ああ、あれですか・・・あれは雷神の量子変換してある武器達ですよ・・・ここに置いてあるんです」
「いや、そうじゃなくて・・・」
簪の指差す先には頑丈にロックされたケースがあった。中央にあったので、誰にでも何かが違うと分かる。
「・・・見てみたいですか?」
「((コクン」
「分かりました」
彼方がロックを解いて行く・・・そして中から出てきたのは、
「・・・ヴァジュラ?」
中央の棒に球体が刺さっている様な形・・・
*ちなみにヴァジュラとは、インドラという神が使っていた武器です
「おや、知っているんですね・・・パワーが強すぎて、使いこなせないんです・・・」
「・・・まかせて・・・私も、彼方を手伝う」
「・・・!!あ、ありがとうございます手伝ってくれると、嬉しいです///」
照れているのか、彼方は顔を赤く染めた。
{彼方・・・顔を赤く染めて・・・か、可愛い・・・///}
二人は顔を赤く染めてその日は作業をした。
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