六魔将軍編〜ニルヴァーナを死守せよ!〜
ニルヴァーナ、復活す。
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「それにしても、どこに向かっているんだろう……?」
「とりあえず俺は中央の1番でかい廃墟へ行く。お前らはみんなを探して合流してくれ。あと、なんかあったら通信用魔水晶に連絡くれ。」
「でも、フーガ一人じゃ…」
「そうよ!」
「合流した時にけが人がいないとも限らない。そん時はお前の出番だ。そうだろう?」
と、ウェンディに笑いかける。
「分かった!」
「じゃあな、後で会おう。」
そう言って俺は宙へ浮き、中央の1番大きな廃墟へ向かっていった。さて、誰かいるといいんだが……
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「おい!フーガか!無事だったか!」
少し飛んでいると、後ろから声をかけられた。
「ナツか。それにハッピーも。あんたも無事で何よりだ。」
「あい!」
「お前はどこに行くんだ?」
と、ナツ。
「中央の廃墟だ。なんかいるかもしんねえ!」
「そうだな!行こう!!」
そしてハッピーはフルパワーで、俺もそれに合わせて飛んでいく。すると、
「見えた!」
ナツが叫んだ先を見てみると、確かに誰かいた。そしてその人影は高らかにこう叫んだ。
「進め!古代都市よ!我が闇を光とかえて!!!」
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