暁 〜小説投稿サイト〜
光明の魔導師〜眩き妖精の物語〜
六魔将軍編〜ニルヴァーナを死守せよ!〜
ニルヴァーナ、復活す。
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ギルドがすぐそこまで来ている。幸い数はそこまでではないが、ざっと30はいると見て間違いない。



「詳しい話は後だ。シャルル、ウェンディを連れて離れたところへ避難しろ。今すぐだ。」



「なによ、何かあるの?」




「闇ギルドの連中だ。俺がいっきに片付けるまでちょいと避難しててくれ。」



巻き込みかねん。



「そんな!危ないよ、フーガ!」



と、ウェンディ。ありがたいな、心配してくれてるのか。でもな、



「この先、俺ら連合と六魔将軍との戦いはさらに激化する。そうなった時、お前の天空魔法が必要になる。お前を失うわけには行かないんだ。」



それに、とウェンディを降ろす。サムズアップをして



「ウェンディ、シャルル、お前らは俺の大事な妹であり、家族だ。それを守んのが兄貴だろ。大丈夫だ、俺は負けねえ。」



するとちょっと涙目になってるシャルルがウェンディを持ちながらこう言う。



「すぐに片付けるのよ。早く戻って来てちょうだい。」



「分かってんよ。心配すんな、俺は誰にも負けねえ。」



そうして飛び去っていくシャルル達を見送る。通信用魔水晶をもたせたし大丈夫だろう。そして闇ギルドの皆さんも到着する。


「てめえ…連合のヤツか!」




「コブラ様から連合のモンは皆殺しって言われてなぁ!」




コブラ?六魔将軍のヤツか?



「1対30ちょいか、面白え…」


そう言って、気持ち多めに魔力を放出する。魔力切れなんてありえねえ。ああ、最高だ、この体は。



木々がざわつき大気が震え、小石が宙を舞う。俺の魔力に、森がざわめいている。




「気をつけろ…こいつ、相当やべえぞ!」



誰かがそう叫ぶ。気付くのおせえよ。



「時間がねえ。まとめてかかってこい!闇ギルドさんよォ!!」



蹂躙が始まった。




「「「「「おおおおォォォォォオオ!!!!」」」」」




一斉に襲いかかってくる。だが遅え!



「そらあ!!!」




魔力を使わない徒手空拳で、次々と敵をなぎ倒す。ジジイに体術を嫌っちゅうほど叩き込まれたからな!



「死ね!この化け物!」




敵の一人が剣を振り下ろしてくるが、地面を転がり背後に回る。敵からしたら消えたように見えたろう。




「てめえがな!光皇閃拳!!」




手が霞むほどの速さで繰り出された界法の拳撃は、絶大な威力を伴い相手を吹き飛ばす。



向こうの方から矢が飛んでくる。バリアを使うまでも
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