六魔将軍編〜ニルヴァーナを死守せよ!〜
ニルヴァーナ、復活す。
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「あんた誰!?」
すると偽グレイが煙に包まれ
ルーシィへ変身した。
「あ、あたし!?」
「君、頭悪いだろ?ルーシィさんはここにいる。僕たちが騙されるはずがない。」
いや、何かくるな、クソ。さっきもグレイの魔法使ってたし身構えとくか。
「そう?あんたみたいな男は女に弱いでしょ?」
確かにヒビキなら女相手に本気で戦えない。俺だって全力じゃ戦えない。女殴るの嫌いだし。クソ、考えやがったな…っておい、シャツの裾掴んで何するつもりだ。おいよせ、おい−−−−−−−
ポロンッ
「うふ?」
「もしもしもしもしもしもし!」
「………………………!!!」
「きゃああぁぁぁぁあ!!!」
「おおおおおおおおお!!」
星霊と俺は叫び、ヒビキは声にならない叫びをあげている。くそッそう来たか!なんとも嬉しい誤算……じゃねえ!ちくしょう、的確な弱点をついてきやがる…!おっと、鼻から血が。
「ゆ…ゆれてる……」
と、ナツ。あんたは本当に辛そうだな。
「確かに…」
「ああ、眩しいぜ…」
「であるからしてもしもし…」
馬まで加わった。ふっ同志よ、桃源郷はここにある。そうだろ?俺らは麗しのおぱーいを見て、静かに手を振った。
「上手いこと言うな!あとあんたらも見るな!手を振るな!」
必死だな、ルーシィ。
「星霊サジタリウス、情報収集完了…っと」
あ?
「よろしくね、サジタリウス。」
ドスッ!!
「ヒビキ!?」
硬直していたヒビキにサジタリウスが攻撃をした。何故だ!?
「しっかりしろ!くそ、どうなってやがる!!」
ヒビキの背中からは決して少なくない量の血が出ていた。
「フーガ!シャルル!ウェンディを連れて逃げて!ここは私がやる!」
「無茶言うんじゃねえ!相手はあの六魔将軍の一角だぞ!俺も戦う!」
「お願い!ウェンディを守って!あんたしかいないの!」
「けどよ…!」
六魔将軍のヤツを相手に1人は無謀すぎる。
「任せて。ちゃっちゃとこいつ倒して追いつくから!」
「ルーシィ…」
するとルーシィはギルドの紋章が入った手で親指を立てる。
「大丈夫よ。星霊魔導士は約束を違えない。それになんてったって私はフェアリーテイルの魔導士だから!」
「任せて、いいんだな?」
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