10話
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はともかく、ナミもこの船に乗ってるとは思わなかったな」
「私の夢は、世界地図を描くことなのよ。ココヤシ村付近の測量をしてたらルフィと知り合ったの、その時にお兄ちゃんのことを聞いて一緒にいれば会えるかも知れないと思って・・・ビビはって、どうゆう意味?」
「ああ、ビビはこの船に乗ってるのを聞いたからな」
「誰に?」
「イガラムさん」
「「「「「「えっ!?」」」」」」
ルフィを始め固まっていたゾロ、サンジ、ウソップまでも驚いた顔をした。
「カ、カイトさん・・・本当にイガラムと会ったんですか?」
ビビが問いかけてきた。
「ああ、船が爆発したから見に行ってみたら、泳いでた。だから救助して俺の船を渡しておいた」
「イガラム・・・良かった」
「良かったなビビ、ちくわのおっさん生きてて」
「うん」
(ちくわ?髪型の事か?)
イガラムが生きていた事に一同安堵の表情を見せたあと、改めてカイトの自己紹介をしてルフィの言葉で宴が始まった。
宴が始まり、カイトは質問攻めにあっていた。主にルフィとナミとビビの三人が質問攻めをして、それに対してカイトは肯定や否定をして答えていた。
最初は硬かったゾロ、サンジ、ウソップの三人も、ゾロは一緒に酒を飲み、サンジとウソップは料理と狙撃の腕を褒めると上機嫌になり、美味い酒と料理を楽しく食べることができた。
宴の中で、ビビの故郷アラバスタの現状などを聞き、俺も協力すると約束した。
しばらくして、酔い覚ましといって一人で船首にきた。
(ようやくルフィに追いつけたな、皆も良い奴ばかりだし。ようやく一段落したかな・・・ここに来て10年か、色々あったけど・・・早かったな。俺も良い人に恵まれてるな、これも神様のおかげか?・・・まぁ考えても仕方ないか、今まで通りでもいいだろ)
考え事をしていると、ルフィが肉を持って来た。
「カイト、肉はまだ一杯あるぞ」
「・・・相変わらず、肉ばかりだな。野菜も食えよ」
「う〜野菜は力が出ないから、嫌いだ」
「ハハハ・・・本当に、変わらないなルフィは」
「変わったさ、あの頃よりも強くなった。それに、いつかはカイトにも追いつく」
「お前ならきっとなれるよ」
「ししし」
「俺が出て行ってから、ちゃんと修業してたみたいだしな」
「ああ、いつか海に出るために・・・海賊王になる為にな」
「そうか」
「なあ、カイト」
「ん?」
「カイトの夢ってなんだ?」
「・・・・・・夢か・・・なんだろ?」
(夢か・・・こうなりたいってのは無いな・・・う〜ん)
「そうだな・・・ルフィやエース、サボの夢が叶うのを見るのが、俺の夢かな」
「それ
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