暁 〜小説投稿サイト〜
ワンピースの世界に
10話
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イトはクロッカスに貰った手配書を見ていた。その手配書には・・・

『DEAD OR ALIVE  麦わらのルフィ  2千500万ベリー』

(俺がアーロンを倒した事が、影響してるよな。・・・まぁルフィの懸賞金も直ぐに上がるから、気にしなくてもいいか)





ウイスキーピークを目指して、数日船を走らせると島の影が見えてきた。

(ようやく追いついたかな?まだ居てくれたらいいんだけど・・・)

その瞬間、島の近くの海上で船が爆発炎上した。

(イガラムのおっさんが乗ってた船か、って事はルフィはあの島にいるって事だな。先におっさんの方に行っておくか)

見聞色の覇気で辺りを見ると、泳いでいるイガラムを見つけた。

カイトは船をイガラムのいる方に向けて、進んでいった。

少し走るとイガラムを見つけて、船に引き上げた。

「も、申し訳ない、助かりました」

「いや、気にすんなよ・・・大変な目にあったな、イガラムさん」

「なぜ私の名を?」

「あ〜覚えてないか、もう5、6年経ったしな」

「・・・・・・あっ・・・もしかしてマリージョアに忍び込んでいた?」

「そう、正解だよ」

「確か、カイト君だったな・・・賞金首として手配された時は、驚いたが。なぜここに?」

「ちょっとルフィに用があって追いかけてたんだよ。そしたらいきなりの爆発を見て近寄ってみたら、あんたがいたから助けただけだ」

「そうか・・・かたじけない」

「相変わらず、堅苦しいな」

「う・・・」

「まぁいいや・・・この船はイガラムさんに貸すから、使いなよ。俺はこのままルフィに会いに行くから」

「ルフィ君に会いに行くのなら、是非頼みたいことが!!!」

「頼み?」

「彼等の船にビビ様が乗っておられる、どうかビビ様を守ってくれないだろうか」

「・・・ルフィ達はなんて言ってた?」

「アラバスタまで、必ず届けると言ってくれた」

「そうか、わかったよ。ルフィがそう言ったんなら、協力するよ」

「本当に・・・かたじけない」

「本当に堅苦しいな。ああ、それと食料と水はある程度積んであるから好きにしてくれ。じゃあまたな」

そう伝えて、月歩で空中を移動して島に着いたあとはルフィの船の方角に、島の中を移動していった。





ルフィ達の船が見える所に来ると、ニコ・ロビンが亀に乗って船から離れるところだった。

(先にロビンの顔も見ておこうかな)

亀が近づいたところで、地を蹴り亀に飛び移った。

「だ、だれ!?」

「はじめまして・・・ニコ・ロビン」

「あ、あなたは・・・」

「俺の事は知ってるみたいだから、自己紹介は省くよ。麦わらの一味
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