暁 〜小説投稿サイト〜
ワンピースの世界に
10話
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時いたんだな」

「チッ・・・覚えてやがらねぇのか。まぁいい、この街に何の用だ?」

「・・・観光だよ。処刑台を見に来たんだけど無くなってたから、もう島から出るところだ」

「本当か?」

「ああ・・・向かって来なければ、手出しはしない」

「・・・・・・わかった、さっさと行け」

「じゃあな・・・たしぎも、またな」

「えっ」

スモーカー達に背を向けて、歩き出した。・・・船に近づいたところで、頭からフードをかぶった男が現れた。

「俺に用か?・・・(この人ってドラゴンか?ルフィの父親の・・・)」

「雷帝カイトか・・・あいつの言っていた通り面白い男みたいだな」

「あいつ?」

「お前の知っている奴だ」

「そうか・・・元気でいるなら、それでいい」

「知っているのか?」

「俺の弟達は、3人共しぶといからな。」

「フフフッ・・・麦わらの一味は5日前にグランドラインに向かった」

「そうか・・・ありがとう」

ドラゴンの横を通り、船に乗り込む。

「あっ、そうだ・・・そいつに伝言を頼めるか?」

「ああ、聞こう」

「心配させたバツに、今度会ったら感電させると言っておいてくれ」

「フッわかった、伝えておこう」

「頼んだ」

そう答えて、帆を張り出港した。



カイトの出港を見ていた、ドラゴンは・・・

(面白い男だ・・・我らの仲間にと考えていたが、無理だな。・・・それにしても、ルフィと共に行くのか?・・・風が吹き始めるか・・・)

カイトの船が見えなくると、ドラゴンの姿もその場から消えていた。



ローグタウンを出てから、数日後・・・

双子岬に到着した。・・・船を着けると一人の人物が近づいてきた。

「・・・また来たか、最近は船が多いな。一人で来る奴は初めてだがな」

「海賊王の元船医、クロッカスさんですよね?」

「ほう、私を知っているのかね?カイト君?」

「ええ、師匠のレイリーから話は聞いています」

「レイリーの弟子か?」

「はい」

「レイリーは元気か?」

「あと50年は死にそうにないですね」

「ワハハハ・・・そうか、元気ならばそれでいい・・・それでここに来たのは何か用があるのかね?」

「ここに麦わら帽をかぶった、海賊はきましたか?」

「ああ、来たぞ。2日前にウイスキーピークを目指して、出港したがね」

「2日前か・・・追いついてきたな」

「知り合いか?」

「ああ、俺の弟なんです」

「ワハハ・・・変わった男だったが、すごい兄が居たものだな」

その後、レイリーの話をしてルフィのあとを追うために、双子岬を後にした。

岬を出て、カ
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