10話
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「もう一ヶ月くらいになるかしら」
「ええええぇぇぇぇぇぇ〜〜〜」
「いつの約束をしてたの?」
「ルフィが17才になった一ヶ月後の6月5日・・・俺の誕生日に出航するって言ってたんだけど」
「ルフィは誕生日のその日に出て行ったわ、勘違いか忘れてたのね」
「・・・・・・たくっ、アイツは・・・仕方ない、追いかけるか」
「きっと海に出れるのが嬉しくて、忘れてたのね」
「多分そうだろうね、ごちそうさま・・・じゃあマキノさん、行ってくるよ」
「ええ、いってらっしゃい・・・きをつけてね」
「ああ、ありがとう」
酒場を出て、船に向かった。
(ローグタウンに向かってみるか・・・そこに行けばルフィの事が解ると思うし。ココヤシ村に行ってもいいけど、俺手配されてるしな・・・ナミには会いに行くって言ったけど、今度にするか海軍に見つかると、めんどくさい事になりそうだし)
船をローグタウンに向けて、フーシャ村を後にした。
数日後・・・
ローグタウンに上陸することが出来た。
(ここが『始まりと終わりの町』か、海賊王ゴール・D・ロジャーの生まれた場所でもあり、死んだ所か・・・とりあえずここで情報収集してみるか、ルフィの事もわかるかもしれないし)
街に入り広場にある処刑台を目指していくと、ルフィがこの街を通過したことがわかった。
(処刑台が崩れてる、これってルフィのやった事だよな。・・・グランドラインに戻るか)
来た道を引き返していると、カイトの目の前に立ち塞がる人物がいた。
「待ちなさい!!!」
「ん?」
「あなたは雷帝カイトですね。私は海軍曹長たしぎ、名刀『白連』回収します。」
そう言って刀を構えてきた。周りはたしぎの言葉を聞いて、騒ぎ出した。
「たしぎ曹長ね・・・」
「抜きなさい」
「その刀は『時雨』だったな、いい刀だ」
一瞬でたしぎのそばに移動して、ポンッと頭に手を置いた。
「えっ・・・(い、いつの間に、見えなかった)」
「俺の刀が欲しいんなら、もっと強くならないとな」
「・・・・・・クッ」
たしぎが、刀を振りかぶろうとしたとき・・・
「やめろ、たしぎ」
葉巻を咥えた大柄の男が現れた。
「ス、スモーカーさん!?」
「へぇ・・・(これがスモーカーか・・・葉巻を2本同時に吸うって何でだろ?煙が欲しいのか?)」
「雷帝か」
「はじめまして、スモーカー大佐。腐った海軍が多い中で、中々骨のある人物だと聞いてるよ」
「フンッ・・・初めてじゃあねぇよ、2回目だ」
「どこかで会ったことあるか?」
「2年前のシャボンディ諸島だ」
「ああ、赤犬の時か・・・あの
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