第百二十四話 消失
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た守護騎士…と言ったところでしょうか。」
シグナム「っ!!」
ルカの発言に守護騎士全員が警戒を始める。
それに気付いてか、ルカは苦笑を浮かべる。
ルカ「警戒しないで下さい。僕はまだ管理局の人間ではありませんし…仲間を売るような非道な真似は絶対にしません」
ヴィータ「本当だろうな…?」
不審そうにルカを見つめるヴィータ。
ルカは真剣な表情で口を開く。
ルカ「勿論です。ルカ・ハラオウンの名にかけて、そして選ばれし子供の誇りにかけて誓いましょう」
その言葉を信じることにしたのかは分からないが、シグナム達は警戒を解いてくれた。
大輔「はやてが闇の書とやらを悪用するなんて考えられないし。ここは俺達で何とか解決しようぜ。クロノ達には悪いけど…な…。」
少し申し訳なさそうに言う大輔に、全員が頷いた。
アリシア「はやてが捕まっちゃうのは嫌だもん。」
すずか「うん。」
大輔「エリオ、未来の俺からこういうの聞いてない…よな?」
エリオ「いえ、父さんも母さん達も子供時代のことは何も教えてはくれませんでしたから…」
大輔「成る程、未来の自分は自力で解決したんだからズルは駄目ってことか」
キャロ「(ケチ…)」
心の中でボソッと呟くキャロであった。
ルカ「えっと…守護騎士には剣の騎士、湖の騎士、鉄槌の騎士、盾の守護獣の計4人らしいですが…」
シグナム「ああ、私が剣の騎士、シグナム」
シャマル「湖の騎士、シャマル」
ヴィータ「鉄槌の騎士、ヴィータ。」
ザフィーラ「盾の守護獣、ザフィーラ。」
アリサ「犬が喋った…フェイトのペットのアルフと言い、魔法の世界は不思議で一杯ね」
ブイモン[いやいや、デジモンに比べれば遥かに常識的じゃないか?]
普通の世界の常識も、魔法界の常識も簡単に覆すデジモンに比べればザフィーラやアルフは遥かに常識的ではなかろうか?
賢「まあ、どちらが常識的かどうかは置いといて。何とか闇の書を探そう。ロストロギアなら余計にそのままにはしておけない…管理局にバレない内に何とかしなくては」
大輔「お前らは闇の書の一部なんだろ?闇の書の居場所とか分かんねえか?」
シグナム「すまない、私達も探してはいるのだが…」
シャマル「ごめんなさい」
大輔「そうか…」
ザフィーラ「今まで、闇の書が主の元を去ることはなかった。我々にとってもこれは初めてのことなのだ。すまないが力になれそうもない」
ヴィータ「何とか見つけられねえかな?」
全員がうーんと頭を悩ませるが、次の瞬間、ゲンナイからの通信が来た。
すずか「ゲンナイさん?」
ゲンナイ『大変じゃ、選ばれし子供達よ。異世界でデジモンが出現したの
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