第十七話 南雲大尉!ハンドボールやってる!?その五
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「あのレベルだな」
「あのレベルの屑だな、あの兄貴」
「戦う男じゃねえな」
「ビルトファイターズ二期に出たスレッガーさんじゃないな」
「やっぱり人間な」
「あそこまで堕ちたら駄目だな」
二人ですらこう思う程度だった、あの兄には。
「幾らジャスティスカイザーが不人気でもな」
「打ち切りとか路線変更とかいつも言われててもな」
「下衆道を真っ当に歩もうか」
「人間としての下衆をな」
「あんた達の言葉の内容はわからないけれど」
わかられたら困る、その辺りは二人と悪田部達以外にわかってもらっては困るストーリーの核心部分だからだ。ヒーローの正体はわかってはいけないのだ。
「とにかくジャスティスカイザーは人して最低なのよ」
「人間は止めてないか」
「そこまではいってないか」
「ハイレベルで卑劣で卑怯で姑息で陰湿で陰険で非道だけれどね」
悪口のオンパレードではあるがだ。
「人間よ」
「何か凄まじい勢いの罵倒だな」
「本当に嫌いなんだな」
「これが皆の評価よ」
作中の登場人物達のだ。
「けれどあそこまでしないから」
「両親の欠片もないとかか」
「そこまではか」
「あの二人兄弟喧嘩しないし」
作中仲間割れの場面はない、一度も。
「仲はいいから」
「まあな。俺達、いやあいつ等でもな」
「どっちかがノーマだってわかってもな」
ノーマの欄をオルフェノクやワームにしてもいい。
「別にな」
「そいつはそいつだからな」
「中身は変わらないからな」
「別にいいぜ」
「この作者の絶対のテーマの一つだからね」
「どんな姿形でも心が人間なら人間」
「そのことはな」
このことは変わらない、例え何があろうとも。
「だからあの兄貴はもう人間じゃないな」
「心が化けものだからな」
どんな奴か知りたい方はピクシヴ参照。作者も同じ意見だ。
「けれど俺達じゃなかったあいつ等はか」
「この言い間違いワンパターンだからもう止めような」
「まあとにかくな」
「まだ人間か」
「人間として最低なのと化けものはまた違うわ」
心がそうなっている輩はだ。
「もう救い様がないから」
「ニコニコとかで死んだ時の書き込み壮絶だろうな、あの兄貴」
「絶対に死ぬからな、ああしたタイプ」
二〇一四年十二月四日の予想である、この話が掲載されている頃にはもう死んでいるかも知れないが書いておく。
「それも無様にな」
「サンライズさんああいうタイプ殺すからな」
「というか大抵殺すだろ、あんな奴」
「絶対にな」
「妹は改心する可能性相当大だけれど」
「あの兄貴はな」
吐き気を催す邪悪にさえなればだ。
「最低最悪だからな」
「まさに外道」
餓鬼と言ってもいいだろう。
「そんな奴が生き残る世界ってな」
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