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魔法少女リリカルなのは ~Emperor of the WGOD~
魔法の力、その名は《白虎》
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込みたくなかった孫の姿があった。
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神社のほうで大きな光をみた俺は、さらに速度をあげて走り出した。なにかがあったのは間違いない。朝の仕事を休んでいたばあちゃんは絶対あの場にいるそう燈嗣は確信していた。心がざわついている、ばあちゃんがいるからなのかもしれないがそれとはまた違った人生が変わってしまうようなものを感じる、そう思うのだ。あそこにジュエルシードとは違ったなにか大きな力がいるのは間違いない。その大きな力がきっと自分を呼んでいるのだ。俺は神社へと続く階段の前まで着くとそのまま階段を一気に駆け上がり、門をくぐった。くぐった先で目に入ったものは黒くて恐ろしい見た目の巨大な獣と気絶しているであろう女性を抱えたばあちゃん、そして空中で輝く白い宝石が俺の目に入った。
「ばあちゃん、無事なの!!?」
「大丈夫ですよ、トモ。それよりなぜここに........。白虎、まさかあなたが呼んだのですか?」
《オット、ソリャ誤解ダゼ?俺サンハナァンニモシチャイナイサ。コイツガ勝手ニキタダケサ。》
「え?まさか、その宝石が喋っているの?」
《応トモヨ。俺サンノ名ハ “白虎” 。俺サンノ力ヲ今カラオ前サンニ使ワシテヤル。ソウダナ...ッテ自己紹介シテル場合ジャネェナ。オイ、ブラザー、スグニ俺サンヲ使イナ。》
「!?白虎!!!トモには魔法を使わしては.....!」
《今ハソンナコト言ッテル場合ジャネェト思ウゼェ、コノ状況アンタジャァ解決スルコタァデキネェヨ。ソノ一般人ヲ救ワナキャナラナインダロ?》
「..................やむを得ませんね。トモ、すみません...その白虎のいう事をよく聞いてなんとかその怪物を止めてください。」
「.....わかったよ、ばあちゃん。白虎、君があいつを倒せる力を俺に与えてくれるの?」
《モチロンダ、俺サンノ力ヲ使エバアンナノチョチョイノチョイヨ。》
「よし。じゃあ、頼むよ白虎!!」
《ヨッシャ、イクゼェ!魔装、展開!!!》
白虎はそういうとその宝石の本体を煌々と輝かせ、俺のほうへと飛んできた。それは俺の目の前までくるとゴウッとなる大きな風により発生した竜巻と魔法陣と共に俺を包んだ。魔法陣に包まれた俺は身体の中に大きななにか、いや白虎が入ってくるのを感じた。
魔法陣と竜巻が消える頃、そこには装甲がついた服を身に纏っている俺の姿があった。ノースリーブのアンダーシャツのような服を上半身に身に着け、下半身は膝下まであるような真っ白の半ズボンの裾をちょうど膝の部分で結んでいるようなものをはいている。脛のあたりを強固な装甲で覆ってあり、足には爪を模したものがついた金属製の靴、腕にはのガントレットを装着していて手首の部分
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