79章 利奈の夢の中の、ロバート・ジョンソン
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
くも幸せです。あっはは
利奈さんにも、はる(晴)くんにも、これからも、音楽、楽しんでもらいたいです!」
「ロバートさんに、こんなふうに、応援してもらえるなんて、ぼくたちも、幸福ですよね。
ぼくたちの目指している、音楽スタイルというか、演奏方法は、
ロバートさんと同じような、弾き語りだからね。利奈ちゃん、音楽がんばろうね!
利奈ちゃんは、ピアノは上手なんだし、歌もうまいし、音楽のセンスはいいんだから、
ギターの弾き語りだって、すぐできるようになるよ、だいじょうぶ、だいじょうぶ!」
先日、岡昇から、ギターのインストラクター役として紹介してもらった、
早瀬田大学1年生の菊田晴樹が、夢の中でそういって、利奈に微笑んだ。
菊田晴樹が、敬愛している、ロバート・ジョンソンは、1911年から1938年の、
28歳という短い生涯であった。彼は、アコースティック・ギター、1本で、ブルースを弾き語りして、
アメリカ大陸中を渡り歩いた。その音楽は、現在もロックやポップスに多大な影響を与え続けている。
最高のブルースであるばかりではなく、
音楽とは何かを、誰にでも考えさせずにはおかない、といわれている。
≪つづく≫ --- 79章 ---
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ