第一話 始まりの鐘
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る次の村へと全力で移動するのだ。
ここらでレベル上げをするのもいい手だが、そのうちポップリソースの奪い合いが始まる。
そんな無毛な時間を過ごすならば、危険だが効率のいい選択をする。
疾走するそんな彼に、モンスターが二匹現れる。
「邪魔だぜぇぇぇ!」
二匹とも一刀の下に斬り伏せる。
モンスターは青いポリゴンへと変化し、この世界から追放されていく。
その様を見ることもなく、経験値などの獲得表示画面を見ることもなく、彼はひたすら走る。
口では、理性ではただ楽しもうと言う彼が、本能では、感情ではーー現実に帰ろう、そう思うが故に。
レベル三、「リュウヤ」は疾走する。
己が現実を手にするために。
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