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ハイスクールD×D大和の不死鳥
11連合軍
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いさつだな。貴様等は『(蛇姫の鱗
ラミアスケイル)』上等か?」


そう言うと、その来訪者は鷲掴みにした一夜の顔を凍らせた。

そして、その男を見てグレイとナツは驚愕する。


「リオン!!?」


「グレイ!!?」


「お前…ギルドに入ったのか…」


その男は、以前悪魔の島で戦ったグレイの兄弟子……リオンであった。


「フン」

すると、リオンはずっと掴んでいた一夜をグレイ達に向かって投げ捨てる。

「きゃっ」

「何しやがる!!!」

「先にやったのはそっちだろ?」

「つーか、うちの大将に何しやがる!!」

「ひどいや!!」

「男は全員帰ってくれないかな?」

「あら……女性もいますのよ」

すると、部屋の床に敷かれていた絨毯が突然モコモコと動き出す。


「人形撃、絨毯人形
(カーペットドール)
!!!!」


「あたしぃ!!? てか…この魔法…」


突然人形のように動き出した絨毯。そしてルーシィは、その魔法が見覚えがあった。

「うふふ、私を忘れたとは言わせませんわ。そして過去の私は忘れてちょうだい」

「どっちよ!!!」

「私は愛の為に生まれ変わったの」

その女性も、以前の悪魔の島で戦った零帝一味の一人……シェリーであった。

「もっと…もっと私にあなたの香りを!!!」


「く…来るな!!! 斬るぞ!!!」


「リオン」


「グレイ」


「かかってこいやー!!!」

「あなたは愛せない」


「あたしも嫌いよっ!!!」

妖精の尻尾と青い天馬に、さらに蛇姫の鱗まで加わり、またもや一触即発の雰囲気となる連合軍。

すると……



「やめい!!!」



1人の巨漢の男の怒声が響き渡った。


「ワシらは連合を組み、六魔将軍を倒すのだ。仲間うちで争っている場合か」


「ジュラさん」


「ジュラ!!?」

「ラミアのエース…岩鉄のジュラ」


「誰?」


「マスターと同じ、聖十大魔道の称号を持つ人だよ、ナツ」


蛇姫の鱗の魔導士……ジュラ・ネェキスの一喝により、先ほどの一触即発がウソのように静まり返る。

「あたしでも聞いた事のある名前だ……」

「妖精は4人、ペガサスは人4でしたね。私たちは3人で十分ですわ」

「むぅぅ〜〜……」

シェリーの嫌味な一言に唸るルーシィ。

「これで3つのギルドが揃った。残るは『〈放蕩者の茶会(デボーチェリ・ティーパーティー)〉』の連中のみだ」

「放蕩者の茶会は来てからのお楽しみと聞いてまぁす」

「楽しみって……どんだけヤバイ奴が来るのよぉ〜
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