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機動戦士ガンダムSEED編
第8話
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二機はオレの乗るジンを発見するや否やバスターが対装甲散弾砲で先制攻撃を仕掛けてきた。
バスターの対装甲散弾砲は広範囲用の攻撃手段であり、威力も強力であるため避けなければジンの装甲ではとてもではないが耐えきれない。
オレはこちらへ攻撃が届く前に上方向へ退避した。だが、まるでこちらの行動を読んでいたかの如くオレが対装甲散弾砲を避けた瞬間にビームサーベルを引き抜きながらこちらへ突進してきた。
機体は正面を向いたまま後ろへ後退していき、牽制のため 突撃機銃をデュエルに向けて放つが、デュエルはそんなものは避けるまでもないと言わんばかりに変わらずこちらへ接近してくる。弾丸はPS装甲で無効化され、デュエルは全くの無傷だ。
チィ、PS装甲は実弾がほぼ効かないからか避けることさえしないな。まあ「直撃」を使えば効果はあるんだが…。
オレはデュエルのビームサーベルをスラスターを使い左に急速移動することにより避ける。
移動したままジンの腰部にバズーカをマウントし、ナイフを引き出す。そして動きを停め、デュエルを迎え撃つ態勢を整える。
そのデュエルは好機とばかりにもう一度こちらに突進し、ビームサーベルを振り下ろしてきた。
恐らく、ナイフ一本で自分の攻撃が防がれる等とは思ってもいないのだろう。だが、それが命取りだ。
デュエルが振り下ろすビームサーベルをナイフで瞬時に受け止める。このナイフは対ビームコーティングが施されているからな。スパロボでいうところの切り払いは問題無く出来る。
ビームサーベルを受け止め、次の行動に移られる前にデュエルのコクピット付近を狙って膝蹴りを繰り出す。

『がはっ!!』

一瞬、デュエルのパイロットの声が聞こえてきた。膝蹴りでデュエルの装甲に接触したからだろうか?
だが、そんなことに構っている暇はない。すぐに突撃機銃をコクピット部分に突きつけ、トリガーを引く。

ズガガガガガガ!!!

突撃機銃から繰り出される弾丸の雨は次々とデュエルのコックピットハッチに当たり続ける。PS装甲により直接的なダメージはないものの中への衝撃は凄まじいことになっているだろう。

ビー、ビー、ビー

その時、ロックされたという警告音がコックピット内に鳴り響く。位置から見るにバスターのようだ。デュエルのピンチを救う為にオレを狙撃するつもりだろうか?…だが、甘いな。
バスターが長射程狙撃ライフルにてこちらを狙い撃った瞬間、銃撃を止め、ナイフを収納して余った左手でデュエルの右肩を掴む。そしてスラスターで方向転換し、右足を折り曲げ勢いよくビームの方向へデュエルを蹴りつける。
巻き込まれないよう即座にその場から離れた直後、バスターの狙撃ライフルより放たれた一撃がデュエルを襲った。
ビームはデュエルのコックピッ
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