暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第百二十二話 娘
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ヴィヴィオ「ねえ、ユーノパパとなのはママは行ってきますのチューはしないの?」

バターン!!

盛大にずっこける大輔達。

なのは「チ、チ、チ、チュー!!?」

真っ赤になるなのはに疑問符を浮かべるヴィヴィオ。

ヴィヴィオ「なのはママ?」

ギンガ「えっと…ヴィヴィオちゃん。なのはさんとユーノさんはまだ結婚もお付き合いもしていないの。だから行ってきますのチューは出来ないんだよ?」

赤面しながら説明するギンガ。

ヴィヴィオ「え!!?そうなの!!?」

驚愕するヴィヴィオに赤面しているなのはとユーノ以外全員が苦笑した。

ヴィヴィオ「昔はしてなかったんだね…びっくりしちゃった。」

なのは「わ、私もびっくりしちゃった……」

両手で顔を覆いながら言うなのは。
そしてなのはとヴィヴィオ以外全員が出掛けた。






























なのは「えっと…ヴィヴィオちゃん?」

ヴィヴィオ「何?なのはママ?」

“ママ”という単語に赤面しそうになるが、未来の自分とユーノがどういう風に生活しているのか気になったために聞いてみた。

なのは「未来の…私とユーノ君って、仲いいの?」

ヴィヴィオ「うん。いつも出掛ける時は手を繋いでたりするよ。いつもラブラブなの」

なのは「そ、そう…」

ラブラブと言われ、凄く嬉しい反面恥ずかしい。

ヴィヴィオ「ギューやチューも一杯してるよ」

なのは「一杯!!!!?」

衝撃の事実に真っ赤になるなのは。

ヴィヴィオ「凄くラブラブでね。ヴィヴィオも大きくなったら、ユーノパパやなのはママみたいな夫婦になりたい…」

なのは「そ、そう…」

シュパーっと、なのはの頭から蒸気が。
ガブモンXは水を入れたやかんをなのはの頭の上に置くと、即座にやかんの水は沸騰した。

ガブモンX[ミルクティー飲む?]

ヴィヴィオ「ありがとうガブモン。」

ガブモンXが差し出したミルクティーのカップを受け取るヴィヴィオ。
しばらくして大輔達が帰ってきて、一時的になのはの家で預からせることに。
ユーノが士郎と恭也に、“未来とは言え、娘(妹)を傷物にした罪、万死に値する”とか言われながら殺されそうになるが、大輔が割り込み、凶器を没収して、二人は全治数ヶ月の重傷を負わせられることになるのだが、自業自得なので仕方がない。
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