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鏡に映るもの
1部分:第一章
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た。
「ここに」
 そして己が背負っている袋を指し示してみせた。
「充分にありますので」
「パンだね」
「パンとあとはソーセージです」
「まだそれもあったのか」
「ええ。三日前に市場で買ったあれば」
「そうか。そういえば随分買ったんだったね」
「こういうことを見越して買っておきました」
 主を見上げて笑っての言葉だった。
「何かあった時にって」
「そうか。いつも済まないな」
「いいってことですよ。あと水ですが」
「それはどうしようか」
「そうですね。一応ビールも買っておきましたし」
「それを飲もうか」
「はい、そうしましょう」
 水分についての話も整った。

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