6日目
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の武器を使用するとその武器がもつ潜在的な能力や自身の身体能力が上昇するらしい。しかし、自分の適性ではない武器を使用した場合、武器そのものがもつ能力を上手く引き出すことができない場合もあったり、自身の身体能力を上昇させるどころか低下させる危険性もあるらしい。
その能力上昇による恩徳をうけやすいものの一つが職業とのことである。
例えば、料理人という職に就くとしよう。料理をする際にもっぱら使用されるものといえば包丁である。この包丁、広義的に考えると刃物の一種である。
なので、料理人は刃物適性がもつものがなることがおおいらしい。
なぜならば、刃物適性のもつものが包丁を使い料理をすれば料理が美味しく作ることができるだけでなく、素材そのものがもつ効力を上手く引き出すことが可能らしい。逆に刃物適性ではないものが料理をすると、料理自体の味が落ちたり、効力が上手く引き出せなかったりするという。
なお、武器適性についは、武器適性がなくとも武器の熟練度を鍛えさえすれば新たに武器適性に目覚めるという。
ただし、本来は持っていないはずの適性を無理やり作っているので生まれ持っている本来の武器適性よりかはやはり質が落ちるらしく、そのため潜在能力を引き出せるとしても"本職"とよばれる人たちより若干であるが劣るらしいがそれは微々たるものであるという。
つまり、努力はいずれ報われるということである。
「さて、武器適性と職業の関係について説明したところで早速、主の武器適性を見てみようかの。デイジー!!あれを持って来てくれんかのー」
「はーい」
そういい受付嬢が奥から持ってきたものは剣や弓、槍やハンマーなどの数種類の武器であった。
試しにひっそりと解析をかけてみるも、なにも変哲のないただの武器である。
「では、この武器の一つずつ順に触れて行ってみてくれんか?このようにの」
そういって村長は剣に触れる。
「そしてこのように、触れてみて光った武器がお主の適正にあった武器じゃ」
そういって、手元に持つ剣を見せてくる。
確かに光っている。村長の頭が光っているのではないかと思い、村長のほうを見るが光っていない。
あくまでも、武器が光っているのである。
「逆に持っても、光らない武器は今の自分に適性のない武器、さらにもつこともできず、弾かれる武器は適性がないどころか。武器そのものに嫌われておるということらしいぞい」
確かに、村長は槍を持っているが光っていない。次に村長は槍を置きハンマーに手を伸ばしたが、なぜか弾かれていた。
「こんな感じかのう。さて、早速やってもらおうと思うんじゃが、なにか質問はあるかの?」
「なぜ、武器が光る?その武器はなんの変哲も能力もないぶきであろう?」
「ほう、そんなことが主にはわかるのか。確かに
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