番外編033話 if 真・恋姫無双編 03話
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…どうする?」
どこか試すかのように告げてくるその言葉に、あっさりとアクセルは頷く。
「問題ないさ。この世……いや、この地の住人の戦闘力は大体理解した。それを全て込みで考えた上で、大丈夫だと判断したんだからな」
「……いいわ、ならお手並み拝見と行きましょうか。冥琳、穏はそろそろ戻ってくる筈だったわね?」
「……ああ。兵の訓練で少し遠くに出ていたが、今夜中には戻ってくる筈だ」
「なら決まりね。明日、アクセルの自信に満ちた言動が本物かどうかを見させて貰いましょうか」
こうして、その日の夜は過ぎ……
「……嘘……」
「何ともはやまぁ……」
「へぇ、口だけじゃなかったのね」
「うわぁー……自分の目で見ても信じられませんねぇ」
翌日。一応念の為とばかりに兵士を揃えて賊の陣地を見ていた雪蓮達は、その陣地ごと業火に飲み込まれていくのを、ただ呆然と見ているしか出来なかった。
こうして、アクセルは自らの戦闘力により部隊を率いる事のない部隊、いわゆるワンマンアーミーとして呉の中で頭角を現していく事になる。
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