9話
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・・・む・・・起きておったのか」
「ああ、さっき起きたところだ」
「そ、そうか」
「それにしても・・・」
「なんだ?」
「ハンコック、体力ありすぎ」
ニヤニヤして言うと、布団の中に隠れてしまった。
隠れたハンコックを抱きしめると、背中に手を回してきた。
「今日、出るのだな」
「ああ、また会いに来る」
「うむ、待っておるぞ」
「ああ」
「浮気はホドホドにな」
「気をつけるよ」
「ふふっ」
口付けを交わしたあと、出発の準備をするために部屋を後にした。
準備をして港に向かうと、大勢の人が待っていてくれた。
カイトの連れてきた8人は、涙を流しながら感謝の言葉を言ってくれ、周りの人も任せろと安心できる言葉をかけてくれた。
「「カイト」」
「ソニアにマリーも、世話になった。あの8人のこと頼んだ」
「ええ、任せて」
「姉様のこと、カイトには感謝してるわ」
「今日の姉様は、いつにも増してツヤツヤしてたしね」
「カイトは少し疲れてるみたいね」
「ハハハ・・・まぁ頑張ったしな」
そう言うと、ソニアとマリーはクスクス笑っていた。
そこにハンコックが現れた。
「ハンコック、世話になった」
「ふっ、わらわの方がそなたには感謝している。8人のことは任せておけ」
「ああ、じゃあまたな」
「カイト」
「ん?」
ハンコックが口付けをしてきた。
「「あ、姉様」」
「「「「「「キャーーーーー」」」」」」
ハンコックの行動に、周りが大騒ぎしだした。
「カイト・・・達者でな」
「ハンコックも元気で」
そう言ってハンコック達に別れを告げて、アマゾン・リリーを後にした。
(ルフィの所に行く前に、預かった手紙を渡しに行かないとな。それが終われば、いよいよ出航だ)
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