暁 〜小説投稿サイト〜
ワンピースの世界に
9話
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「なあ、俺の顔がどうかしたか?」

「えっ・・・いえ、違うのよ」

「ところであんたは誰だ?」

「私はボア・マリーゴールド、あなたが手紙を渡したのはボア・サンダーソニア。女帝ボア・ハンコックの妹よ。」

「そうなんだ」

「ええ、あなたはレイリーの弟子って言ってたけど」

「7年ほど世話になってた」

「そう」

マリーゴールドと話していると、サンダーソニアが戻ってきた。

「姉様が、会うそうよ。こっちに来て」

「わかった」

サンダーソニアについて行くと、開けた場所に1人の女性が待っていた。

「わらわがボア・ハンコックじゃ」

「俺はカイトだ、今日はあんたに頼みがあって来た(ぶっちゃけ美人だ!!メロメロやられたら石になりそう)」

「レイリーの手紙には、そなたの頼みを聞いて欲しいとあった」

「ああ、俺の連れてきた8人の女を匿って欲しい」

「女?」

「俺の船で待っているんだ、天竜人の奴隷だった奴らだ」

「「「っ!?」」」

カイトの一言で部屋にいる、三姉妹に動揺が走った。

(やっぱりそうなるよな)

「天竜人の手から解放したんだけど、この先の事を考えたら故郷に戻すのも危険だからさ。師匠にもしかしたらって教えてもらって来たんだ」

「では、そなたが雷帝か?」

「雷帝?なんだそれ」

「これよ」

マリーゴールドが手渡してきた手配書を見ると・・・

『DEAD OR ALIVE  雷帝・カイト  7億5千万ベリー』

「・・・・・・はっ?・・・俺の手配書?・・・ハァ〜やっぱり手配されるよな」

一緒に渡された新聞を見ると、カイトが軍艦を沈め大将を倒し天竜人を殺害したと書いてあった。

(ほとんど合ってるけど、殺したのは赤犬じゃないのか?俺は弾いただけだし・・・狙ってたから俺がやったのか・・・まぁいいけど)

「ま、まぁ・・・俺だな、この金額はビックリしたけど」

「そうか・・・その記事もか?」

「ああ」

「そうか・・・・・・ソニア、マリー九蛇に帰還する」

「「わかったわ、姉様」」

「ちょっと待ってくれ、俺の船に「わかっておる」・・・えっ」

「そなた達も一緒に来い」

「俺は男だけどいいのか?男子禁制だよな?」

「かまわぬ、そなたはわらわの客人として特別に許可する」

「そうか、ありがとう・・・じゃあ俺は船に戻って、ついていくから」

「わかった」

カイトは部屋を出て、船に向かっていった。

その後、ハンコック達の海賊船に引かれアマゾンリリーに入ることが出来た。

入港した後カイトは一人で九蛇城に招かれ、ハンコック達三姉妹の過去を聞かされた。

天竜人の奴
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