No.17未来
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この世界をあるべき姿に戻すことぐらいだ」
そう告げるとマダラはカカシをすり抜けナルトとヒマワリに近づく。
「安心しろお前たちを過去に戻してやる・・がその前にお前たちに伝えておく必要がある・・・・第五次忍界大戦だ」
「第五次・・」
「忍界大戦・・」
今お前たちが行っている改変の影響により時の流れは乱れている。俺が敗北した第四次忍界大戦も事の進み方では俺が勝つ可能性だってある。そして第五次忍界大戦はこの未来と改変に成功した未来の中間に存在する・・ナルトだけが死んでそれを引き金とし忍連合は崩壊、やがて五大国は最悪の戦争を起こしてしまった。最悪だ・・戦争に参加した忍はほぼ全滅、各国隠れ里も滅び五大国以外の小国も壊滅する。だがそれだけの被害を出してもなお戦争は終わらない。忍が始めた戦争は盗賊が引き継ぎ、それをダシにした商人が民間人までも巻き込んだ。俺が見てきたのは開戦から百年たった時代だが戦争は終わっていなかった。
「・・本当なの・・それ・・」
マダラから告げられた言葉に言葉を失う三人。
「本当だこの戦争を回避するにはちゃんとした形で改変しなければならない頼んだぞ」
「ちょっと待ってくれマダラ二人に託したいものがある」
マダラが二人を過去に戻そうとしたカカシがそれを止める。部屋から出たあと五分くらいしてカカシは戻ってきた。
「これはナルトが着る予定だった火影の羽織だ・・大したもんじゃないがお前たちに託すぞ」
そう言うとカカシは羽織を巻物にしまいナルトに手渡す。
「さてお前たちを過去に戻すぞ・・その前に二人に少しばかり力を分けてやる。まずお前たちの口寄せはちゃんとできるようにしておいた。それからナルトお前の中に眠っているとある力を目覚めさせておいた。ただし多用するなよ」
「私にはもうひとつないの?」
「あることにはあるがお前にはまだ早い・・だがいずれ渡しに行く」
マダラが二人の額に指を当てると二人の体が光りだす。
「いいなこのことは絶対に他言するなよ・・ただヒナタにだけは話してもいい未来を変えるキーの一人だからな・・それとお前たちの都合のいい時間に戻してやる後はお前達の頭に入れているからな」
だんだんと二人の意識は薄れていく。
「二人共・・・頑張れよ」
カカシの笑顔になった瞬間二人の意識は途絶えた。
「二人共早くしないと遅刻するよ」
目を覚ますと目の前にはヒナタがいた。
「ほらナルト早くしないとヒナタちゃんの手料理食べちゃうよ」
その言葉を聞いてすぐに食事に手をつけるナルト。どうやらここはナルトの家のようだ。
「にしてもいよいよ今日だね本戦」
「ああ、そうだってばよ!!ゼッテーネジに勝つから見てろよヒナタ!!」
「私も絶対お兄ちゃんに勝つからねママ!!」
互いに決意を決めるボルトとヒマワリ、そして運命の
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