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ハイスクールD×D大和の不死鳥
8初めての依頼inヤマト
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◇ヤマト

ギルドを立ち上げて二週がたった。先週は定例会があったが実につまらなかった、時空管理局上層部を相手にするよりはましだが、とにかくつまらなかった。その週から依頼がちらほら来るようになった。人探しやペット探しなどの簡単な依頼なのだが、来るようになってうれしい。レストランだが、最近は記憶の俺達に任せっきりにしてそれぞれでやることをしている。まあ、俺はウェンディちゃんと一緒にいるかティアナの修行のどちらかだが。
そして、今日。一つの依頼が届いた。

「ハコベ山のバルカン討伐か………」

討伐依頼がきたのだ、指揮官陣がなら一人フォワード陣なら二人でできそうな依頼だと思う。

「腕がなまりそうだがら俺が行ってみるかな……」

と言うよりも何かあるとイヤだからだ。

「さっさと行きますか……」

俺は依頼のハコベ山に向かおうとする

「ヤマト、どこか出かけるの?」

フェイトに声をかけられる。横には手をつないでるウェンディちゃんがいた。

「うん。討伐依頼がきたからちょくら行ってくる」

「無理はしないでね?」

「もちろん、わかってるよ。じゃあ、行ってくる」

俺は建物をでようとすると後ろから軽くであるが服を引っ張られる

「ウェンディちゃん?」

引っ張っていたのはウェンディちゃんだった。

「私も行きたい……」

「危険なところだよ?それでも、いきたいの?」

駄目と言ってもいいが、泣いてしまうかも知れないから強制はしないでウェンディちゃんがどうしてもと言うなら連れて行くことにした。

「…うん……」

連れて行くことにするけどもう一人連れて行かないとな、ウェンディちゃんは戦えないし。さて、誰に頼もうかな……フェイトかなのはかな……どうしようか…

「あたしもついていっていいかしら?」

フェイトに頼もうかと考えていたときティアナが自分もついて行きたいと言ってきた。

「ウェンディちゃんから離れられないけどいいか?」

「えぇ、構わないわ」

それならいいか。これで心置きなく動けるな。

「じゃあ、行こうか……」

「……うん………」

「えぇ」

俺達3人はハコベ山に馬車で向かった。



「すごいわね………」

「…うん…」

「そうだな」

俺達は数十分馬車に揺られハコベ山についた。
ハコベ山は季節関係なく雪が降っている山で雪があるからこそのモンスターが住み着いている。今回のバルカンもその一種だとかじゃないとかよく覚えていない。

「厚手の服なんて持ってきてないわよ」

「そう言えばそうだな。なら、これ使ってくれ」

俺は二人にコートを渡す。 

「ほんとにいいの?」 

「あぁ、使ってくれ
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