暁 〜小説投稿サイト〜
現れた冥王の宿敵
第1話 転校生
[2/2]

[9] 最初 [1]後書き [2]次話
す。みなさん、宜しくお願いします。』
田中先生『芝山君はこれから、みなさんのクラスメイトになって勉強することになりました。芝山君に色々教えてあげてください。何か、芝山君に質問のある生徒は……』
サツキ『はいはい??芝山って家族はいるの?何人兄弟?あと、それからそれから……』
田中先生『嵐城さん、そんなに質問したら芝山君が困りますって……』
田中先生の話を遮るかの如く、サツキが次から次へと質問しようとした。そんなサツキを田中先生は注意した。
一方の一木は…、
一木『私の両親は、異端者(メタフィジカル)の攻撃から私を庇い、亡くなった。弟もその際に死んだ。以来、天涯孤独だった、駿河閣下に才能を見出されるまではね……。』
サツキの質問に坦々と答える一木。
しかし、彼の過去を聞かされたサツキは…、
サツキ『そ、そうだったの。ごめんなさい。嫌な事を聞いちゃって。』
一木『気にしないでくれ、別に構わない。』
一木の過去を聞いたサツキは、罪悪感を抱いたのか一木に謝った。一木は、サツキに”気にするな“と言って返した。
他のみんなも“聞かなきゃよかった。”という様な顔を浮かべる。

そんな中…、
静乃『芝山さん、貴方の狙いは何?さっきから諸葉が貴方の顔を見て、驚きを隠せない表情をしているのだけど。』
静乃の言葉を聞いたみんなは、諸葉に目を向けた。静乃が言った通り、諸葉は驚きを隠せない表情をしていた。
サツキ『兄様どうしたの??一木とは、何かあったの??』
サツキは諸葉に聞く、すると諸葉は重い口を開いて言った。
諸葉『俺は前世において、あいつに討ち取られた。“冥王シュウ・サウラ”の時に。』
『『『『『??』』』』』
それを聞いた一木以外のみんなは、衝撃の余りに言葉を失った。
一木『……。』
一方、一木はと言うと、何やら黒い笑を浮かべていた。ある意味怖い。それを見たクラスメイト達は引いたような表情をした。

____________________

前世において、諸葉(冥王シュウ・サウラ)を討ち取った救世主、芝山一木の実力とは??

続く。
[9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ