エピソード31 〜盗まれたデッキ 後編〜
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
は墓地の光属性モンスター、『クィーンズ・ナイト』と闇属性モンスター、『黒の魔法神官』を除外し、現れよ!混沌の力得し、歴戦の英雄よ!『カオス・ソルジャー 開闢の使者』!!」
「っ!?」
遊戯さんの最強のモンスター、カオスソルジャーが新たな力を得て生まれ変わった姿。今まで召喚されてきたどのモンスターよりも強い、圧倒的な強者のオーラを身に纏っている。
さすがに紫苑もヤバイと思ってるのか表情に余り余裕がない。
「装備魔法『稲妻の剣』をカオスソルジャーに装備する。
バトル!カオスソルジャー 開闢の使者でヴァンダルギオンを攻撃!開闢双破斬!」
「くっ……」
「さらにカオスソルジャー 開闢の使者の効果発動!さらにもう一度攻撃することができる!やれ、カオスソルジャー。ディザイアを斬り裂け!時空突刃 開闢双破斬!」
『カオスソルジャー 開闢の使者』
☆8 ATK3000→3800
雷を纏わせた大剣でヴァンダルギオンを切り裂き、返す刃でディザイアを一刀両断し、爆発四散。
紫苑の場に並んでいたモンスター達が瞬く間に破壊され、残りライフは2800と大きく開いているも戦況をひっくり返され驚きを露わにしている。
「ターンエンドだ。」
既に何度目かわからない紫苑のターン。恐らくこのターンで終わらせるつもりなのだろう。目の前へと立ちふさがるカオス・ソルジャーを鋭く睨みつけている。
「俺の、ターン、ドロー!」
ドローカードを確認した紫苑は口角をあげ、
「ラストターンだ!」
「「「「なにっ!?」」」」
あろうことか、このターンで終わらせる宣言をする。しかし、神楽坂くんの場には、『稲妻の剣』を装備し、パワーアップしている『カオスソルジャー開闢の使者』が居る。
紫苑は今度はどうやってあのモンスターを倒してくれるのかね?
「いくぞ、手札から『フォトン・スラッシャー』を特殊召喚!こいつは自分の場にモンスターが存在しないとき、特殊召喚できる。
さらに『死者蘇生』発動!蘇れ、バルバロス!」
「っ!?一気にモンスターが二体!だが、カオスソルジャーには勝てないっす。」
翔の落胆したような声が聞こえてくる。だがね、翔くん、あいつらはただの布石。本命は次だよ。
「バルバロスとスラッシャーを供物とし君臨せよ!冷たき暴君、『The tyrant NEPTUNE』!!」
「なっ!?」
二体のモンスターを喰らい、強靭な肉体にワニのような頭部をしたモンスターが君臨する。そして、両手には暴君に相応しい大鎌が握られ、爛々と光る両眼で獲物を睨み据えるている。
「ぷ、プラネットシリーズ……!?」
場に君臨する暴君を目にした三沢が声をあげる。
三沢君が口にしたプラネット
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ