5部分:第五章
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た存在が何かを察した。そして剣呑な顔になって言うのだった。
「そうした存在もまた」
「我々が天使と呼ぶ存在もです。そうしたこともあります」
「成程。そうなのですね」
「はい、それではです」
伯爵はここで話を終えた。そうしてだった。
「陛下に御報告に参りましょう」
「はい、それでは」
こうした話をしてであった。彼等は二人で鏡の間を離れた。鏡は今は何も映っていなかった。世界は確かに元に戻っていたのだった。
鏡の美女 完
2010・3・6
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