1部分:第一章
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てみせたのである。
「だからこそだ」
「わかりました。ではサン=ジェルマン伯爵を呼ぶのですね」
「早急にだ。対処しなければならない」
まさにそうだというのである。
「よいな、それではだ」
「わかりました」
夫人は玉座の王に対して一礼した。そのうえでそのサン=ジェルマン伯爵を呼ぶのだった。すぐに小柄で金髪、猫の様な緑の目をした男が来た。
赤地に白いフリルのある上着とズボンには銀の刺繍や宝石が編み込まれている。それはフランス宮廷の服である。その彼が王の前に来て恭しく一礼してきた。そのうえで彼に対して言ってきた。
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