Life1 勉強会と考察会
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「嘘じゃない」
「冗談なのでは?」
「冗談でもない。しかも、基本的にほぼ毎日士郎さんは熟している様だ」
その事実に開いた口が塞がらない様子の5人。
「そ、それで、祐斗さんはどうなったんですか?」
「一時間以内にこれを熟さなきゃならないからな。1割位しか出来なかったようで、士郎さんに担がれて戻ってきたさ。その後は宛がわれた部屋にて死んでるように眠っている。ギャスパーが今も震え続けている理由は、心配だったのか木場を尋ねに行って中を覗いてみたら、あまりに壮絶な表情過ぎて恐ろしかったらしい・・・そうなんだろ?」
ゼノヴィアに指摘されたギャスパーは、震えながら顔を激しく素早く上下させる様に肯定した。
そんな反応に5人とも背中や頬に嫌な汗をかいていることを感じた。
「ゆ、祐斗も気の毒ね?」
「そ、それより勉強を再開しましょう?」
この話題から余程離れたかったのか、朱乃の言葉にすぐさま同意してから各々が元の位置に戻った。
因みにギャスパーは、震えを何とか止めようと自己暗示をしていた。
「ぼ、ぼぼ僕は何も見てない、ぼ、僕は何も見てない、僕は何も見てない、見てない見てない見てない見てない見てない見てない見てない見てない見てない見てない見てない見てない見てない――――」
少々煩かったようで向かい席で勉強していた小猫は、若干イラッとした。
そこですぐには勉強に集中できないのか、一誠がゼノヴィアに質問する。
「そう言えば3人目である副会長さんは、如何なんだ?」
この質問に途端に機嫌を悪くしたのか、不機嫌オーラをまき散らしたことによって空気を重くするゼノヴィア。
「別に何もないっ!あー、何も無いっっ!真羅椿姫風情が、早々に士郎さんのお情けを給われる訳がないんだっっっ!!」
士郎への色恋沙汰の話になると、良くも悪くも途端に感情の起伏が激しくなるゼノヴィア。
如何やら今回はネガティブな方向性らしい。
それと新参者どうこうと言うのなら、共に暮らすようになって1月も経過していないゼノヴィアも同じであろう。少なくとも士郎の姉であるイリヤからすれば。
「わ、わかったわかった、聞いた俺が悪かったよ」
「それにしてもあの時は本当に驚いたわよね?形式上とは言え、まさか椿姫も人質役を自ら買って出るだなんて思わなかったわ」
「そうかしら?彼女の事ですから、瞬時にその案を思い浮かべて嬉々としてあの時の状況を利用して、藤村君に近づこうとしたんじゃない?」
そう、堕天使側並びに天使側がその場から引き揚げた後に、3人目の人質役として真羅椿姫が名乗り上げたのだ。
時期シトリー家当主の眷族のトップである女王である彼
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