第21話 黒の剣士、家族と語る
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「そう……だったら気を付けなさいよ!アンタってどこかでドジを踏むことが多いんだから!」
「わ、わかってるよ!それじゃ…あ!キリトさん!タカトラさん!」
「「ん?」」
「誘ってくれてありがとう!シグルドの件が終わったら、絶対に貴方達のパーティーに入ります!」
その言葉に嬉しくなった俺とタカトラはこう返した
「ああ、わかった!」
「いつでも待ってるぜ!レコン!」
そう言って俺たちはレコンを見送った後に“すずらん亭”へと向かった
少しレコンを見送った後、俺とユイ、リーファ、タカトラの4人の作戦会議…世界樹攻略を始めた
「それじゃあリーファ、あの世界樹までの最短ルートってどう行けばいいんだ?」
「まずはこのシルフ領で一番高い風の塔の頂上から飛んで行くの。長距離を飛ぶには塔の天辺から出た方が高度を稼げるの。そこからの距離はかなりあるけどルグルー回廊って所まで行くんだけど、その直前に山脈が見えるからそこから飛ばずに徒歩で洞窟に入るの。詳しいことは向こうに着いてから説明するね」
「わかった。それじゃあ、行こうか皆…」
「あぁ、ちょっと待ってくれキリト」
「なんだよ?」
「実はALOに来る前に助っ人を頼んでいたんだ。オレもログインする前に下調べしたからその助っ人にもルグルー回廊で落ち合う手筈になってる。そのうちの一人はソウジだ」
「ソウジか…わかった。あと1人は?」
「あと1人はオレとソウジの知り合いだけど、戦力になる男だから大丈夫だ」
「でもその人ってVRMMOをやったことがあるの?」
「ああ、それは無いけどあの人は北辰一刀流の使い手だから戦闘に関しちゃ問題ないぜ」
「「北辰一刀流!?」」
北辰一刀流っていったら俺でも知ってるくらい有名な剣術の1つじゃないか!!そんな剣士がおれたちの仲間になってくれるってことか!?
「ああ、オレも北辰一刀流の使い手だけど、剣の腕と頭の回転ならあの人が上だな。味方になってくれたらかなりの戦力になるぜ?」
それを聞いた俺とリーファは昂ぶる気持ちをなんとか抑えながらもすぐに出発準備をした
「よし!その話を聞いたら早く行かなきゃいけないじゃないか!!」
「そうだねお兄ちゃん!!」
スイルベーンである程度の武器とアイテムを調達した俺たちはシルフ領にそびえ立つ風の塔へ向かった。
そして塔へ着き、いざそのエレベーターへ向かった瞬間
「リーファ!」
いきなり俺たち…正確にはリーファに声をかけた男性プレイヤーが数人の仲間を連れて近づいてきた
「こんにちわシグルド…」
先頭の男…成程、コイツがシグルドか…
「パーティ
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