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心を閉じた少年
心を閉ざす少年
襲撃の刻
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「・・・無駄ですよ・・・戻ってくる前に我々までしまいです。山田先生、退いて下さい」
「え?・・・はい」
彼方はすわり、待機状態の雷神とコンピューターを繋ぐ
「・・・みなさんは非難の誘導を・・・僕が扉を開けます・・・」
「そんなこと、どうやって・・・」
そう箒が呟いた瞬間、ハッキングによって支配されていた扉が開いた。
彼方が立体画面をいじりながら、
「早く!!驚きよりも、人命が大切です!!」
我に返った四人は駆け出した。
「はぁ・・・この程度ですか・・・残念です」
画面には、「ハック完了」そう文字が浮かんでいた。
「さて、助太刀に行きますか。」
彼方はアリーナへと向かった。

「まずいですね・・・」
疲れた鈴、リロード中のセシリア、何かを叫ぶ箒・・・そして、
無人機にレーザー口を向けられた一夏の姿があった。
「やめてぇぇぇぇぇぇ!!!」
箒がそう叫ぶと、
「呼ばれて、飛び出て、砂鉄構える柏木ですよ〜」
そういって、一夏を救助した。
「!!」
「大丈夫ですか?一夏君」
「((コクン」
一夏は喋れないほど衰弱していた。
「休んでいてください・・・さて、どっかの馬鹿が造った無人機さん・・・」

Are you ready?

そう言った彼方は敵機に向かって飛び込んだ。
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