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親友
親友の仮面を被った女親友。

[2]次話
私は荻田愛菜、20歳。花島女子大学2年生。学部は服飾デザイン・商業アパレル学部に通っている。私は真面目に学科を専攻する真面目な学生である。
そんな私と正反対の性格をもつ「親友」がいる。赤羽瑳都弥(あかばね さとみ)20歳。彼女は中高時代の同級生で友達がいなかった彼女は私になついている。まぁ、友達が出来ない理由はだいたい分かる。彼女は俗に言う天然で可愛い系列で彼女持ちの男が手を出してしまい、「尻軽女」と陰口を叩かれる。まぁ、そんな性格じゃなくて純粋で素直な所があるから…そこを生かせば良いのか。そんな彼女と付き合っている私に大学の友達が『愛菜、瑳都弥と絶交しなよ。』私は理由を聞くと『この前の合コンの時、悠哉君と喋ってた時にあんたの事睨んでたよ。瑳都弥に聞いたら、『あたしの悠哉君盗るなんて許せ無い』って。悠哉君に聞いても瑳都弥と付き合って無いって言ってたし、愛菜は悠哉君と付き合っているから言って置こうと思って。瑳都弥、下手したらストーカーになるよ。』私は混乱を隠せなかった。瑳都弥がそういう事をするなんて…。授業中もボーッとしていると瑳都弥が『どうしたの?』私は何でも無い、と言ってその場を離れた。その夜は悠哉君とご飯を食べに行った。すると悠哉君が『最近俺の大学で待ち伏せされるんだけど。』私がどうして?と聞くと『この前の合コンで赤羽瑳都弥って居ったよな。その女が俺に『愛菜といつ別れるの?私と付き合ってくれないの?』俺怖くなって逃げた。あんな事聞いて来るってよほどだぜ。お前、親友って言っているけどお前と親しくして男横取りしようとしているようにしかみえない。』瑳都弥のもうひとつの顔を知る事をまだ知らなかった。続く
[2]次話


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