暁 〜小説投稿サイト〜
妖精の義兄妹の絆
エドラス編
消えゆく街
[8/8]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
正確にはアニマに吸い込まれ消滅した。」
「アニマ…。」
ウェンディはそのワードに聞き覚えがあった。7年前、ジェラールが言っていたワードだ。
「さっきの空の穴よ。あれは向こう側の世界“エドラス”ヘの門。」
「おまえ、さっきから何言ってんだよ!!!みんなはどこだよ!!?」
「ナツさん。」
ナツはイラついてシャルルに怒鳴り、それをウェンディが止める。
「ねぇシャルル。何か知ってるの?そういえば、何でシャルルは無事だったの?」
シャルルはその問いにすぐには答えられなかった。
「ナ〜ツ〜何これ〜!!!街が〜!!!」
「いきなりすごい衝撃がしたと思ったらこんな事に…!!!」
「おぉ!おまえたち無事だったか!!」
そうこうしている内にハッピー、エマ、タクヤがやって来た。彼らも難をのがれたらしい。
「ハッピー。」
「お兄ちゃん!!エマ!!」
ウェンディはタクヤを見るやいなや元気な姿を見て安心した。






「私は向こう側の世界“エドラス”から来たの。」
「「え!?」」
「そこのオスネコとメスネコもね。」
「「!!!」」
「ど…どういう事だ…?」
しばらくそこに沈黙が訪れた。シャルルは暗い顔をしながら言った。










「この街が消えたのは、私たちのせいって事よ。」





[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ