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Angel Beats! the after story
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やだ……やだ……」
近くまでやってきた男性は不気味な笑顔を浮かべる。
誰か助けてよ!!
(助けてやろうか?)
だ、誰!?
(誰って酷いな。ワタシはお前だよ。お前はワタシだよ)
意味が分からないよ!!
(分からなくていい。助けてほしいのか?ほしくないのか?)
助けて!!なんでもするから、なんでもあげるから助けて!!
(そう必死になるな。バッグに入っているハサミを持て。それだけでお前は助かる)
がむしゃらにバッグの中身を地面に落とし、ハサミを手に持つ。
「グッ!?」
長く永く深く静かに沈みこめていたモノ。
本当の私。
男を憎み、恐れ、恨み、壊し、刺し、殺し続けた私。
ハサミはワタシの狂気であり凶器。
生暖かい液体が顔や服、手、ハサミに付着している。
地面には赤く紅く朱く緋く綺麗な液体が溜まっていた。
汚物が地面に倒れていた。
ワタシが刺した。
「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!」
「さて帰ろっと」
満月は紅く染まっていた。
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