第一章 べオーニア推理編
第一話 消えた人々
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「アレーン?また依頼、きたみたいだよ」
「ん?わかったわ、見せてちょうだい」
資料や本で山積みになってる部屋を私の友人で剣士のエルドナが依頼を持ってきた
「相変わらずごちゃごちゃしてんな〜っとほら依頼、今度はべオーニアって街だ」
「うっさいわね。で、べオーニアか、良い街よね、何の依頼かしら」
「さぁ?また人探しじゃね?」
私アレン、魔法使いで頼まれ屋をやってるの。頼まれ屋ってのはいわば何でも屋みたいなもので、私は魔法共々高い評価をされてるわ
「−−、、、最近、人が消えている、、、しかも不特定多数と」
「どう?いくの?」
「勿論行くわ。さ、あんたも準備してね」
「おう」
翌日
=べオーニア=
「着いたわ。べオーニア」
ここ、べオーニアは港があって闘技場もあることから、ほかの街よりは活気があって豊かである。という、評判だったのだけれど、、、
「思ってたより、静かね」
「本当はもっと活気があったんだがな、、、」
「へぇ、知ってたのね」
「あぁ、前に来たことあったからな」
「ふぅん。さて、調査開始よ!」
手始めに手分けしてこの街の住民達から聞いてみることに
『最近ねぇ、、、確かに活気ないのよなぁ。闘技場も最近つまんないし、、、』
「つまんない、とは?」
『闘技場の魔物がおかしいんよ。ぜってぇ負けへんような歴戦の魔物が新米の雑魚に負けてよ』
『すでに弱った状態ででてきたりしてたぜ』
『そうそう。それに、気にくわねぇことあるんよ』
「なるほど、、、で、気にくわないこととは?」
『ちっと前にここ来た役人がよ、金にうるせぇヤローでさ』
『税金上げるとかたまにだす貢ぎもんをランクたけーやつにしてくるんよな』
『海が荒れてた時期があったっつーのに活きの良い魚をもとめてきたり』
「ふむふむ、、、えっと、ほかに何かありますか?」
『あとよ、闘技場なんだが、最近景気わりぃみてぇだぜ』
「情報ありがとうございました!」
いろいろと聞き集めまとめている中エルドナが戻ってきた
「なんか情報、あったか?」
「あったわ。そっちは?」
「どうやら、闘技場と役人とやらが怪しいみたい、だな」
「えぇ、こっちも似たような感じよ」
二人は先に闘技場へいくことにした
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