6ティアナとレストラン
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◇ヤマト
ギルド立ち上げの祝いの宴を妖精の尻尾の皆さんとした翌朝、俺はいち早く起き庭で魔力の器の強化の精神修行をしていた。
「ヤマトおはよう」
今日から武術を教えることになったティアナが歩いてきた。
「おう、おはよう、ティアナ。待ってたぞ」
「まってたって……これでも早いんだけど……」
今の時間は6時だ。それなりに早い方だが、俺はそれよりも早く5時に起きて精神修行をしていた。
「そんなの良いから始めるぞ、この後はやることが多いからな」
「そうね。ヤマトお願いします」
さて、どうしたものかな。1から教えたことなんて無いしな。
「取り敢えず、今の実力を見るために軽く模擬戦するぞ」
「わかりました」
俺はさすがに全力を出せないので一割で模擬戦に望む。
「それじゃあ、ティアナから打ってこい!」
「そう、なら遠慮なく!」
ティアナは俺との間合いを詰めてくる。
「ハアァァァァ!」
ティアナは俺に一撃を入れようとするが
「甘いよ」
「………ッ」
俺は平然と避ける。ティアナの顔をみると少し悔しそうだ。
「まだまだ!」
「そのいきだ!」
それからだいたい三十分、模擬戦を続け、ティアナの体力が限界に来たところでやめにした。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
ティアナは壁にもたれる
「ティアナの実力はよくわかったよ。スバルの相棒だったからか基礎は十分できてるからアルティメットアーツを教えられるな。そのかわり平行して身体強化を行っていくからな」
「ハァ…ハァ…ハァ…は…い」
攻撃ばっかりしていたらそうなるよな
「今日はここまでにして、シャワーでも、浴びてこい。」
「そうさ…せてもらうわ」
ティアナはゆっくりとギルドの方に歩いていく。
「七年もあるんだゆっくりと教えてやる…」
俺もギルドの方に歩いていく。
◇
『レストラン?』
「うん。レストラン」
俺は朝食の時にこれから俺がする事をはなした。取り敢えずまずやることはギルドの宣伝だ。その一つでレストランを考えていることを話した。
「なぜ、レストラン何ですか?」
「一つはマグノリアの人々に信頼をもってもらうこと。2つは資金の調達だ。三つはギルドの名をあげることだ」
全部を達成する答えは一つしか無い。
「自分たちが出せる物を………料理の腕を使ってすべてを達成するんやな?」
「はい。僕達に今使えるのは料理の腕です。他にもあるとは思いますが、一番信頼をもてると考えています」
人助けや歌などもあるが効率が良いのは料理だと思う。
「うちは賛成やな。料理ならうちも得意やからな」
「私も賛成かな
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