7話
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「「はい」」
「この船にいる間カイトの世話を任せるぞ」
「「はい」」
(これって前に神様にお願いした奴かな?って事はZになるきっかけの航海か・・・どうしよ、関わったほうがいいのか?)
「どうした、カイト?」
「いや、なんでもない。それより部屋に案内してくれ」
「わかった。アイン、ビンズ案内を頼む」
「はい、こちらへ」
「ああ」
部屋に案内され、とりあえず寝ることにする。
「何かあれば、声をかけてください」
アインと呼ばれた女性が声をかけてくれた。
「ああ、ありがとう」
そう答えて部屋に入り、ベッドに横になる。
(まさか今になって、Zイベント起こるとは思わなかったな。神様の力は凄いって事か・・・確か真犯人が分からなかったからドフラミンゴにしてくれって頼んだ気がする。・・・いま考えても仕方ないし、その時に考えたらいいか)
その後は何事もなく航海は進み、あと3日でマリンフォードに着く距離になったとき現れた。
深夜に大きな物音と船が揺れるほどの衝撃
一気に意識が覚醒した。
(来たか・・・とりあえず甲板に行ってみよう)
コートを着て刀を持つと、部屋から出ていった。
外に出ると周りの海兵たちも大騒ぎしていた。
甲板に向かっていると、アインがカイトに気がついて近寄ってきた。
「カイトさん、ご無事でしたか?」
「俺は大丈夫だ、アインこそ大丈夫か?」
「あ、はい・・・私も大丈夫です」
「何があったのか、分かるか?」
「何者かが攻撃を仕掛けてきたこと以外はまだ解りません、今はゼファー先生が迎撃にあたっています」
「そうか・・・ちょっと甲板に行ってみるよ」
「えっ・・・危険です。先生からも避難するようにと「俺はゼファーの部下じゃないからな」・・・」
そう言ってアインを置いて、甲板に向かう。
甲板に出るとゼファーと何者かが戦っているのが見えた、辺りには怪我をした軍人がいるが幸いな事に死人はいなかった。
(誰だあれは?予定通りなら、ドフラミンゴだと思ったのにフードを被っているから分からないし、剣を使っている・・・剣なんか使ってたか?・・・まぁいいか)
ゼファー達の戦いを見てると、徐々に押され始めていた。
(このままじゃやられるな)
ゼファーの胸に一筋の切り傷が付き血が溢れ片膝をついた、そこを狙って剣が振り下ろされた。
キィン
振り下ろされた剣をカイトが防いだ。
「カイト・・・お前」
ゼファーの声を無視して、担ぎ上げるとアインの元に運ぶ。
「カイトさん、ゼファー先生」
「ゼファーの傷を治療してやってくれ、あいつは俺がやる」
「は、はい」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ