マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0947話
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の技量や経験は必要とする筈だ。
しかも帝国では正面からぶつかれば絶対に勝ち目のない俺達の情報だ。もしスパイを送り込むとしたら、相応に熟練の腕利きを送ってくる筈。
……俺の考えすぎか?
まぁ、本当にコダ村の住人なのかどうかは、ホドリュー達を呼べばすぐに判明するか。
「そうだな、分かった。俺が会おう」
「いいんですか?」
「ああ。ただ、ハイエルフ達の中から誰か連れてきてくれ。コダ村の住人かどうかを確認したい」
「分かりました」
「で、尋ねてきたって2人はどこに?」
「あ、はい。一応基地の第3会議室の方に通しておきました」
第3会議室か、なるほど。
基地の中でも外れの方にある会議室で、もし何かあったとしても騒ぎになる可能性は少ない。オウカの機転が活かされた感じだな。
「分かった。なら早速向かうから、オウカはハイエルフの方を頼む」
「アクセルさん、お気を付けて」
「別に心配する必要はないだろ。この世界の住人が何をしようと俺を傷つけるのは難しいんだし」
まぁ、魔法がある以上は絶対安全とは言えないが。
オウカに軽く手を振り、影のゲートを作り出して第3会議室の前に出る。
すると会議室の前では、量産型Wが扉の側で待機していた。
なるほど。もし訪ねてきたのがスパイだったりした場合、すぐ対応出来るようにオウカが配置したのだろう。
「ご苦労」
量産型Wにそれだけを告げ、扉の近くに移動すると自動的に扉が開く。
そして会議室の中にいたのは、オウカの言う通り10代半ば……どちらかと言えば10代始めといった方がいいような年齢の少女と、60歳は確実に超えているだろう老人だった。
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