短編34「夢を叶える機械」
[8]前話 [2]次話
科学は人間の願いを何でも叶えて来た。そしてとうとう、自由自在に夢を見られる機械が登場した!
「これであなたは、好きな夢を見られます!」
CMでは盛んに機械の宣伝をしていた。夢の中で自由に『夢を叶える』機械は瞬く間に広まった。効果として、目覚めと共に充実感がある。今日1日をより良く生きたいと願う気持ちになるのだ。
「さあ、勉強をしよう!」
「さあ、働こう!」
それに対して……
「夢に依存する機械だ!」
と、反対する人間もいたが、あっと言う間に沈静化していった。それは、この機械がそれだけ浸透していったという事でもあった。そして、この機械で国民は絶えず『幸せな気持ち』を得る事になったのだった。
◇◇◇
ここはとある場所。そして、とある権力者たち。
「まずはの第一段階の、機械の普及は成功しましたね」
「ああ、全ては我々の……
『夢を叶える』為に」
おしまい
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ