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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
土地の復興
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「では、その後は?」
「あー、そうだな・・・そう言えば上層の神群から呼び出しかかってたし、そっちにでも行くか」
「「今すぐ行けよ」」
レティシアとクロアの声がぴたりと一致した。まあ、呼び出されているのに行こうとしないのだから、当然の反応ではある。
「えー、これでもこっちから来い、って言いたいのを我慢してるんだぞ?」
「それを我慢できているのはすごいと思うが、それでも早めに言った方がいいだろう。変に印象が悪くなったら、何をしてくるかわからないのだから」
「だから万全の体勢になるために体作りしてるんじゃねえか。期待してていいぞ、話し合いがうまくいかなければ俺は大量の神を封印して帰ってくるから。これで“ノーネーム”もパワーアップ!」
「「やめろ!何が何でもヤメロ!」」
この日を境に、二人は時折頭痛に悩まされることになる。
『この問題児が何の問題も起こさないでいられるのか』と、そして本当に争えるだけの力があるだけに、戦争にならないだろうか、と。冗談抜きで切実な問題である。
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