会議は始まる されど踊りまくり
[10/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
まい。
あってもやっぱり痒くなる様な服装だろうから気乗りはしない。
だから、やっぱり何時も通りが一番と納得しているが、今はそんな事を考える余裕を失くして急いでいる。
急げ、と己に命じる。
やらなければいけない事があるのだ、と胸から生まれる思いに応、と頷く。
急いでやらなければ消えるものがあるのだ。
それは間違いなく大事なモノであり、失ってはいけないものだ。
それは個にとってのではなく全にとっての大切なモノだが、どっちでも失うのは良くないものだ。
長い前振りを心の中で語ってしまったが結局は何が失われそうなのかと言うと
武蔵の国際的威厳だ……!
それをまさか総長兼生徒会長自らが壊そうとしているフリースタイル。
何故、それを知っているのかと言うと先程、一緒に更衣室にいたはずなのに何時の間にかいなかった事。
そして嫌な予感とともに女子更衣室に突撃したら脱いであっただろう女子の制服が何やらごちゃごちゃになっているのと正純の男性用の制服だけが消え去っているのを目撃したからだ。
ちなみにトーリの服は何時もどこから取り出しているのかは副長である俺ですら分からないので更衣室になくても着ているかは謎故に確信は持てない。
とりあえず、これは事件の可能性があると思い、とりあえず智の服の無事を確認してこれ以上強奪されないようにせめて胸布だけを俺が死守するように鉢巻のように頭に巻きつけといた。
これによって俺のテンションは最高クラスに上がった。
これで下着とかが置いていたなら最早、テンションは宇宙を超えていたのだが智はノーブラなので仕方がない。
という事は制服に直にあの胸が押し付けられている……!? と気付き、暫く智の制服の内側の胸の辺りに顔を押し付けて天国の時間を得ていた。
何一つとして後悔は無かったが、それでトーリを見逃してしまった。
武蔵副長としての失態である。
というか俺から気付かれずに逃げるという事をやった芸人にマジ不覚……! と唸ってしまったがもう少しシリアスな事で俺から不覚を取れんのか。
「おっ」
見えた。
俺が今、目指すべき場所がこの目に移った。
まず最初に目についたのはやはり馬鹿が馬鹿をやっているシーンだ。
あいつ何を下半身露出して笑いを取ろうとしているんだ馬鹿野郎。それは芸人じゃなくてただの露出狂の行いだ。
あいつには何時か芸と犯罪の違いを教えてやらなければいかんとは思っているのだが神道的にOKサインが出されるネタなのが手強い。
まさか一番の敵は奴の背後に立つ神か。
今度、神系に出会ったらぶった斬っておこう。無論、自分を除いてだが。
ともあれ、馬鹿の周りを次に見てみると何やら見覚えのない新キャラらしい人物も見えたり、何か骨タイプが大量に湧き出たりする現場になっているようだが止まる理由には全く欠
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ