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不可能男との約束
会議は始まる されど踊りまくり
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嫌な予感しかしないのは私の気のせいさね?』

ばっさりと考えたくない未来の発言を聞かされて項垂れる人は項垂れる。
最早、考えたくないが───うちの巨乳巫女のテンションがやばいというのは推測される。

「とりあえずシュウ君」

「おう! 服あんのか!?」

ああ……副長の顔が希望に満ち溢れていますわ……

智オンリーで外道センサーが働かない男は自ら奈落に落ちていく。
これを愛故にとでも言うのだろうか。
嘆かわしい。
だから、きっと智は素晴らしい笑顔を浮かべながら彼に向って

「───後で服を見ましょうね?」

残念ながらその"後"については梅組の野次馬根性を持っても補足する事が不可能であった。
追跡しようとした某商人は謎の攻撃を持って意識を刈り取られ、商人女版と寸劇をかます羽目になったらしい。
気絶した男を抱えて空に向かって叫ぶというのを自撮りして売り込む商人魂にはもう白旗を上げよう。
唯一、証言として本人である某剣神は

「……何もなかった。そうだろう?」

と乾いた顔でそんな事を告げるだけであった。
勿論、現在の彼はそんな未来を知る由もなく

「おう! ……ん?」

と変な言い回しとあっれ? 結局、今は服を持ってないのかという疑問詞を浮かべるだけであった。
そうして結局、色々わいわい騒いでいる間に金のドレスを纏った妖精女王が完全武装の姿で現れた。
やはり彼女の視線が最初に向かうのは私達、武蔵の学生である。
ホライゾンを見た瞬間、笑みに表情の形を変えたが、やはり妖精女王でもホライゾンには注目しているという事なのだろうか。
だが、その表情は直ぐに変わり

「……武蔵の総長兼生徒会長と副長はどこだ?」

全員の視線移動が始まり、それに乗っかかる形でエリザベス女王の視線も移動し、先には青のドレスを着て固形ショコラ性のタルボザウルスを股間に挟みながら骨付き肉を食っている総長とストレス発散とばかりにそこら中の肉と飲み物を食い飲み散らかした罰で智によって正座させられている副長の姿があった。
ちなみに表示枠で「私はいやしんぼでぇ。どうか餌を与えんでくだせぇ」と微妙なべらんめぇ口調で飾られていた。
その光景をしっかり五秒程、妖精女王は認識し

「これが武蔵か!?」

国クラスの非常に困る汚名を受けてしまった。
正純が慌てたように見えないように冷静を装って皆の前に立って

「い、いえ……これは誤解です。確かに馬鹿ですが今回はそう───二人の趣味です」

それじゃあ誤解解けてねぇよ! と全員が視線で抗議する。
正純もはっ、として気付いたのが直ぐに完全な余所行きスマイルを浮かべ

「い、いや、失礼……そう、これはそういうのじゃなくて」

発言の間に総長は両肩に何時の間にかシ
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