会議は始まる されど踊りまくり
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片にもならないので無視出来る。
だからそれらの有象無象は無視出来るが、問題は直ぐに武蔵の恥部を隠す行動をしなければいけないという事だ。
生憎、遠距離攻撃手段は余り多くない。剣神的にはそれは仕方がない。
メスでも投げればいいかとは思うが、それでは馬鹿はともかく周りが危険だ。いや、別に周りもどうでもいいのだが万が一にも智に当たったら不味い。
ならばここからホールに普通に入って殴るか?
それだけであの馬鹿が行った芸を頭から消し去ることが出来るだろうか?
否だ。
間違いなくあの馬鹿は脳内にめり込むレベルの馬鹿をやったはずだ。
ならば、武蔵の国際的威厳を守るにはそれを忘れさせる様な何かが必要だ。
そう、必要なのはインパクトだ。
だから、そのインパクトの為に走る勢いをそのままに両足を勢いよく蹴って宙を浮く。
剣神の足でのジャンプ故に飛距離は並みの人間には止まらないし、勢いもまずまずだ。
砲弾くらいならそのまま蹴り潰せる。
うむ、他国の人間ならどうかは知らないがうちのメンバーは耐えられる。特に馬鹿は間違いなく大丈夫だ。
これが恥ずかしい信頼っていうやつか……!?
青春という言葉がどういう漢字で書かれているのかを改めて納得し、うむ、と空中で頷きながら音速を軽く突破した事によって水蒸気爆発やらを起こし、ついでに何か群がっていた骸骨連中を弾き飛ばし
「秘技、インパクト剣神!」
ドロップキックは馬鹿の側頭部に直撃した。
悲鳴すら置き去りにしていく馬鹿をスローで見たらうぼるぅあぁぁぁぁあぁぁぁーと叫んでいるのを聞こえただろうがそこは自動人形だけのお楽しみだろう。
もしくはその他技能を使っての。
壁を突き破って真っ直ぐに突き刺さっているのを見るとどうやら余裕があるらしい。
あの馬鹿は防御力ないくせにHPだけあるのだ。
ついでだから袖に閉まっているメスを奴の尻に投げるとビクン! とエビみたいに反って
「ば、馬鹿野郎! オメェ、今、何をしているのか分かってんのか!? ホライゾンの為に大事にとっている尻を開拓しようとしてんぞ!? 責任取ってくれるのか!!?」
「ば、馬鹿はテメェだ! 何、お前は大事な会議で危険発言かましてくれてんだ! 今の状況は俺が武蔵の国際的威厳を守って周りから称賛されるシーンだぞ!」
「どこがだーーーーーーー!!?」
仲間の叫びにとりあえず標的を絞って答える。
「あ!? 何だ正純! まさかお前は下半身を露出した総長がこんな大事な場面でチーンコぶらぶらさせるシーンを放映したままが良いっていうのか!? 人としてそれでいいと思ってんのかよ!?」
「発言内容に関しては概ね同意するが、やっている事が方向性が違うだけでお前も同罪だ……!」
馬鹿な……! と俺は本気でショック
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