会議は始まる されど踊りまくり
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いていきなり速攻で部屋から飛び出した。
更衣室にいるメンバーで即座に箱に入っていた物を確認すると何も喋らずに馬鹿を追いかける事を共通の目的とした。
浅間達は全員がホライゾンドッキリ収納ベース騒動に一区切りを終え、己の姿に変な所がないかの再点検をしている最中に唐突に女子更衣室のドアが開き
「智! 匿ってくれ!」
馬鹿が躊躇わずに女子更衣室に入ってきた。
オックスフォード教導院でせっせと宴の用意をしていた学生諸君は唐突な爆音に驚いて見る方角を変えると武蔵の女子達が着替えいている女子更衣室から男が矢やら鎖やらベンチやら長槍や悲嘆の怠惰などの打撃を受けて吹っ飛んでいる光景を目撃した。
そのまま武蔵の男子制服を着た男は同じ制服の男子集団に気絶している事を確認されたら縄で縛られ、そのままどことなく連れ去っていった。
とりあえずその一連の作業を見た人間はうむ、と頷き
「よし、急ぐぞーーー」
と誰かが告げて順応した。
そうして広場では一つの列と集団に分かれていた。
列の中心点には青のドレスを着た長い黒髪の人物であり、顔は飾りの帽子で隠れていたがそれを見た英国人はあれが武蔵の副会長の貧乳枠かといそいそと手の甲にキスをしたりの列であった。
もう片方はそういうのをお断りしている薄い水色のドレスを着た人物であった。
基本は青のドレスを着た黒髪の人物と同じであり、体格もそこまで変わりはないが敢えて言うなら青のレスの人物よりも少々、髪が短いくらいであり帽子を自分で深く抱えて顔を見せないようにしている。
それにもしや武蔵の貴重な前髪枠ではないかと思って近づく英国人である。
その度にわたわたするので全員が何故な感激の涙を流す。
「純だ……!」
「武蔵は外道世界で有名だが……弱肉強食の世界でよくぞ……」
「ああ……極めた白って一種のカリスマだよな……」
生の奇跡というものを見た男達は最早、悔いは無くなった気分である。
神よ……! という感謝の祈りを捧げている最中に今度は朱のスーツ型和服などを来た浅間達がやってきてその光景を目撃する。
「───は?」
浅間は実に意味わからないという顔でその光景に固まり、ミトツダイラは俯く。
他のメンバーはまぁ、何時も通りという顔になりそこに赤いドレスを着込んだ喜美がやって来る。
「あら? あんたらようやく来たの? 何か浅間が愉快硬直してるけど原因は?」
その質問に俯いたミトツダイラが表情を隠しながら件の風景を指差す。
その指に逆らわずにドレスを着た人物による発生している密集に目を向け
「愚剣はともかく愚弟はあんたどうして正純のドレスを着てんの?」
え? と全員の体が死後硬直のように凍りついた瞬間
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