6話
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、警備が相当厳重だな・・・会議が開かれている場所は海軍だらけだし、仕方ないから服を奪うか)
少し探すと、正義と書かれたコートを羽織っている奴が1人でいたので、気絶させてから服を剥ぎ取り縛って閉じ込めておいた。
(準備も出来たし、会場に忍び込むか・・・出来るだけ人に会わないようにしたほうがいいよな)
見聞色の覇気で辺りを探ると、近くの建物の中に大勢の人がいることがわかった。
(見つけたけど・・・出入り口に向かってるって事は、会議は終わったのか?間に合わなかったか・・・まぁいいや、金めの物でも探そうかな・・・ん?)
カイトの見る先には、二人の人物がいた。
一人は小さな女の子、もう一人は特徴的な髪型をした男性・・・
(あれってビビか?・・・多分そうだよな、あの特徴的な髪型のオッサンと一緒にいるし)
ビビと思われる少女に向かって、大柄の男が近寄っていく。
(あの樽みたいな奴って確かワポル?だったよな・・・ビビを殴るはずだったな。見てるのもムカつくから止めるか)
ワポルはビビに近づいていくと、右腕を振り上げ
「おおっと!!!手が滑った!!!」
そう言って、上げた手を振り下ろした。
「ビビ様」
イガラムが駆けつけようとするが間に合わない、ビビが恐怖に目を閉じた・・・瞬間に誰かに抱きかかえられた。
「危なかったな」
「えっ」
カイトはビビを抱えてワポルから少し離れた場所にいた。
訳が分からないような顔をしていたワポルだが、カイトが割って入ったことを理解すると・・・
「こ、このカバ野郎!!俺の邪魔をしやがって!!!」
近づいてくるワポルに対して、カイトはちょっと強めに睨み返す。
「う・・・か、帰るぞ、ドルトン」
ワポルが去って行くと、ドルトンと呼ばれた人物が近づいてきた。
「・・・すまん、助かった」
「あんたも大変だな」
ドルトンはビビにも頭を下げ、ワポルの後を追っていった。
「ビビ様〜お怪我はありませんか?」
「イガラム、私は大丈夫よ」
「よかった、間に合わずに申し訳ありません」
「いいのよ、私も助けてもらったし」
二人がカイトを見てくる。
「まぁ・・・怪我がなくてよかったな」
「ありがとうございました・・・私はアラバスタ王国の王女ネフェルタリ・ビビです」
「俺はカイトだ、よろしくなビビ」
「はい」
「私はアラバスタ王国護衛隊隊長、イガラムと申す。ビビ様を助けて頂いた事誠に「良いって」・・・えっ?」
「堅苦しいのは嫌いなんだ、もっと楽に行こうぜ」
「・・・わかった、ビビ様を助けてくれてありがとう」
「気にすんなって」
3人で自己紹介をしている
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