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ファンタシースターオンライン2 the bluestory
第八話 日常編 其ノ一
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ルベールはアーシアのいる中等部第二学年A組へと足を運んだ













中等部棟、第二学年A組



アーシア「おねえちゃん!ピットおいてきちゃったぁ…ぐすっ…おねえちゃぁん…」

アーシアが登校してバッグを見たらいつも一緒のマグ、(ピット)がいない事に気付いて姉のリシアを呼んだのだった




リシア「もう何やってるのよ…わざわざあたし呼ばなくて良いじゃない!今日は我慢するの、良いね?」

アーシア「やだ!ピットがいないとさびしい!!」

リシア「ワガママはダメでしょ!お兄ちゃんにも言われたじゃない!」

アーシア「だったらにぃによぶ!!」

リシア「もうなんでそうなるのよ!お兄ちゃん呼んだって来るわけないでしょ!?今日は我慢!良い!?休み時間は一緒にいてあげるから泣かないの!」

アーシア「うう…わかった…がまんする…」

漸くワガママが収まったアーシア

アーシアは家にいる時はいつも兄のジルベールと一緒にいるため、学校に行く時は彼が製作したマグのピットがいないと泣き出してしまう

また極度の人見知りで身内以外はまともに話せない程である



余談ではあるがアーシアの人気は学校内では恐ろしい程に高く、男子人気は校内一位である

男子曰く、「あの愛くるしい顔、そして声、そしてあの幼さ…正しく正統派のロリっ娘である!!」


また女子もその話し方や幼さから人気は高く、女子曰く「最高の癒し系女の子!!」



姉のリシアも校内の男子曰く、「正統派の美少女、しかも幼馴染み系!!」

女子曰く「何事にも迷いがなく、頼り甲斐のあるリーダー的な存在」とリシアも校内では根強い人気である


そして更に女子達にとってジルベールは最早学校のアイドル的な存在、特に女子は「見つめられたら失神しちゃう程のイケメン」「顔良し、性格良し、声良し、頭良し、おまけに強い!非の打ち所がない完璧イケメン」

ジルベールの人気は他校の女子がわざわざハルシオンまで来て見に行くほどの人気だったのだ

しかし本人は全く興味なし





閑話休題



「あらあら?かの有名なジルベール先輩の妹が泣いておりますわ!」

そこに甲高い声がした

声の方に振り向いて見ると、腰まで伸びた金髪のストレートロング、優雅な雰囲気を纏う少女はモデル歩きの様にアーシアに近付いた

リシア「あ、あんた…確か生徒会長の…」

「そう、我がハルシオンの生徒会長の妹、アリシア・カーマインですわ」

彼女は生徒会長の妹で、この学校の生徒会長は学校の校則を自由に制定することが出来る、


アリシア「そんな無様な姿を見ているとあのジルベール・ナハト先
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